そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

我が家のねこたちの場合

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うちの猫たちは元保護猫です。

猫シェルター施設で、数多く並ぶケージの中で、姉妹そろって鳴きもせず、愛想も振りまかず、施設の方に「この子たちは最後まで人になつかないかもしれないですが」と言われた二人をもらいました。

 

自分は、もともと猫好きではありません。もっと言えば動物好きでもない。

田舎育ちだったので、動物とは比較的近い距離感で育ちましたが「害獣」として認識するように育てられましたし、それで困ったことも特にありませんでした。

それでも猫を飼ってみようと思ったのは、当時「愛を教育できるか」というテーマを自身に課していたからです。ひらたく言えば「もし、文化習慣が全く違う宇宙人が目の前に現れたとして、仲良くできるのか」です。

 

そんなテーマを掲げた我が家に猫たちがきて7年が経ちました。

「猫たちは好きですか」と尋ねられると答えに詰まります。

毎日、ごはんとトイレと部屋の掃除はしています。たまに撫でたりもします。抱っこは嫌うのでやりません。

 

でも、自分がソファに座ってると、猫たちもソファに登り、自分を見たり、寝ていたりします。特に何かを要求したりはしません。この時間が好きなんだと思います。

そして、自分もこの時間は好きです。

 

たぶん、猫たちは、日本人よりも空気でなにかを伝えるのが得意です。近寄ったり離れたり、鳴いたりすり寄ったりするのは、愛情を表現する表現でしかない。

愛情があるかどうかは、もっと幅広い方法で探れるのではないかなあ。

FF7リメイクの出来がよい

 

体験版は戦闘メインだったので 「ふーん、FF15をベースにして作り直したのね」ぐらいの感想だったんですよ。なんなら「FF15よりストレス溜まりそうな戦闘だな」ぐらいの温度感低めの感想でした。(FF15は敵に囲まれてもワープで逃げれたからね)

 

ところが、どっこい。

 

本編を、奥さんが遊ぶのを隣で見てたんですけど、街の景色や作りがとても良い。

かつて、プレイステーションのポリゴンかくかくの世界を、想像で補っていたあの世界を、映画のような実写感覚で作り直されてました。

例えば、主人公が味方するテロリスト集団アバランチは、メンバーがスラム街の一角に住んでるんですけど、プレイステーションの頃は「なんか暗い街」という表現しかされてなかったんですよ。『暗い街』を見て、きっと汚いんだろうな、みたいな想像をするしかなかったわけです。

その『暗い街』が、ちゃんと汚い街として描かれている。ポイ捨てされてるタバコもあるし、駅前に屋台が出てるんだけど、その屋台もちゃんと汚い。「ここで食べるのはとっとな」と思ってしまう屋台がきちんと描かれていて、そのそばに「やっぱここの唐揚げは最高!」みたいなことを叫んでる客がいる。(通り過ぎるだけで声が聞こえる)

高田馬場を治安悪くしたような街が描かれていて、その街でこの人達は当たり前に暮らしてるんだな、と思える。

 

これは、すごいリメイクだ!!と感じました。

 

一時期、スクウェアが映画だ映画だと映画化に乗り出して、大ゴケしたことがあったんですけどね。

 

FF7リメイクは、映画を超えたゲーム化なんじゃないかな、とちょっと思いました。

 

だって映画だと「ここの唐揚げ最高!」って叫び声が聞こえても、誰が叫んでるかまでは分かんないんですよ。

でもゲームだと、なんか叫んでる人がいる、なんて叫んでるんだろう、聞いてみよう、て近づいていけるわけですよ。

 

ほんと、うろうろしてるだけで楽しいゲームです。

近頃の近所の歯医者がすごい

こんな騒ぎのさなかですが、歯医者に通ってます。

歩いて五分ぐらいの町医者で、完全予約制なので、人とすれ違うこともほとんどなく。

 

自分の実家の方だと、歯医者って「予約したのに時間通りに開始しない。30分、1時間待ちは当たり前」「施術時間も何時間かかるかは症状次第」みたいなざっくりした感じばかりで。虫歯治療を2時間ぐらいかけて終わってみたら、診察時間をはるかに過ぎてて、衛生士さんが疲れた顔で会計してくれるので「すみません」みたいな。それでも、治るのであれば、と半日休みをとって歯医者に行ったりしてたんですけどね。

 

今、通ってる歯医者はすごい。

まず、予約はWebで出来る。Webで当日の朝まで変更可能。当日中でも空きがあれば予約がとれる。さらに、緊急の際には、電話でキャンセル待ち予約もできる。

患者目線だと、Webからキャンセル待ち予約できるといいなー、と思う。でも、緊急の場合は、診察時間外(昼休憩とか夜)に診てくれるので、仕組み的に難しいだろうなー。スタッフの心情的に、昼休憩潰すのを仕組みでやりたくはないよね。せめて、電話で『お願いします』の一言ぐらい言われねえとやり甲斐ねえよ、と。

 

んで、診察時間は基本30分以内。30分以内で、診察して処置して「じゃあ、また次回」となる。だから、回数そのものは増えるんだけど、スケジュールにとても組み込みやすい。

 

あと、自分はまだ親知らずを抜いてなくてですね。

歯医者さんが「この位置なら悪くなる前に抜いた方がいいですよ」と言ってくれるんですけどね。

「抜くなら、口腔外科を紹介します」って言うんですよ。

え、ここでやんないんですか?と尋ねてみると「ここでもできますけど、口腔外科の方が施術の回数が圧倒的に多いので、お薦めです。私なら口腔外科に行きます」とのこと。

うおー!信頼できるやつー!!

 

自分はこういう、客観的に鑑みて、競合他社をお薦めするのに弱いんですよね。

だって、お客さんにとってホントに知りたいのって、それですもん。

レストランの店主が「うちが一番、って言いたいですが、デートならあっちのお店をお薦めします」みたいなこと言ってるの、ホント大好き。デート以外は、あっちじゃなくてこの店に通う!って気になる。

 

というわけで、口腔外科の紹介状をもらってはいるんですが、今回の騒ぎで、総合病院に近寄れないまま、2ヶ月ぐらい経ってます。紹介状って有効期限ないよね?

 

近所の弁当屋が気に入っている

昼飯は、近所の弁当屋に買いに行く。

昨年の冬ごろに開店したのだけれど、コンビニと道路をはさんで反対側、ということもあり、微妙に利用されにくい立地になっていた。うちの奥さんも「あるのは知ってるけど買ったこと無い」と言っていた。そういう店だ。

 

自分は、新しい店が好きなのですぐ利用し始めた。最初の頃は、作り置きの弁当しかなく、弁当をレンジでチンして温めて食う、というスタイルだった。

値段もリーズナブルで、味も悪くない気がしたので、ダメ元で「温かい弁当をください」と2,3度お願いして作ってもらっていたら、すべての弁当を注文後に作るようになった。ほか弁スタイルである。

 

それでも、見た感じ「ほそぼそ」という感じで営業を続けていたその店が、ここ1ヶ月ぐらい繁盛している。みんな、昼飯を自宅近隣で調達する必要に迫られ、コンビニ弁当に飽きてたどり着き、良さを知ってリピートするのだ。

 

以前は昼12時に行っても「あら、お兄ちゃん、いらっしゃい。なんでも作るよー」と椅子から立ち上がりながら言っていた。最近は、母親とおぼしき初老の店員も加わり、二人で忙しそうに電話注文のお弁当を大量に作る姿が見られるようになった。

 

自分はチェーン店の効率性を否定はしない。なか卯は好きだし、セブンイレブンがない生活は考えられない。

ただ、それと同時にチェーンではない個人店も好きなのだ。癖があり、バランスが少しいびつで、甲乙の差があるもの。

 

近所の弁当屋は、弁当の受け渡しの際に、必ず「おまたせしてごめんねー」と言う。

「おまたせして申し訳ございません。」でもなく「またせてごめんね」でもない。「おまたせしてごめんねー」である。

この乙加減が、良い。

 

 

今日は、ホイコーロー弁当を食べたので、明日は肉野菜炒め弁当を頼むつもりだ。

この「ほぼ同じやないか」と言いたくなるメニュー構成も乙加減が良い。

マーケティングなど知ったことか、の精神。とても良い。

こういう時は本を読む。

「一人で自宅で仕事してて気が滅入ったりしないですか」

と取引先からビデオ会議で尋ねられた。

 

取引先は、穏やかで明るい人が多いが、その分、孤独には不慣れなようで、これから起こりうる『全員リモート』の状況に不安を感じているようだった。

 

ビデオ会議システムで、時間を決めてみんなで雑談をするといいですよ、と助言をした。でも、自分はといえば、そんな雑談は特に必要としていない。

 

こういう時は本を読むに限る。

役に立つ立たないは関係ない、読みたい本を読めばいい。

隣の人と仲良くなるノウハウ本でもいいし、気ままなエッセイでも、写真集でも、画集でも、楽譜だって良いと思う。楽しめる本を読むといい。

 

不安は、それでマシになる。

消えることはないだろうし、読み終われば解決してない問題がまた降り掛かってくるかもしれない。

でも、マシになる。

読んではマシにして、読んではマシにして、そうして時間が過ぎる。

時間が過ぎれば、大半の問題は、たくさんあった選択肢が『受け入れる』一択になる。

受け入れれば覚悟が決まる。

問題は受け入れれば、問題ではなくなる。

 

 

最近は、奥さんが動物の森で、3人目のアリクイの住人が住み始めることに「アリクイばかりの島になってしまう!」と嘆くのを横目にしながら、

「吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか」

を読んだ。

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4047331546/

 

オンラインゲーム、FF14の名物プロデューサー兼ディレクターの吉Pが、その役職を任じられることになった時のことを記載した回顧エッセイだ。

FF14というゲームは、乱暴な言い方をするとクソゲーの状態でサービスを開始した。これが売り切りのゲームであれば「大爆死!!」とか笑われて終わりでよかったんだけど(よくはない)、オンラインゲームということで、そういうわけにもいかず。

立て直しを図ることになり、その時に生贄として選ばれた白羽の矢が立ったのが吉Pである。

 

この『大爆死してるビックタイトルの後任者になる』という状況に吉Pが立ち向かったのが、どうやら今の私と同い年ぐらいの頃のようで、「自分だったらどうかなあ」と考えながら何度も立ち止まりながら読んだ。

 

 

自分がゲーム開発のリーダーになることはまず無いだろうけれど、Webサービスのマネージャーを打診されたら。それが、酷い出来のサービスだったら。

 

うーむ。どういう意図でたちあげたサービスか、世の中をどうしたかったのか、企画者に尋ねるかなあ。

その上で、自分でそれをどうにかできそうなら受ける、、、かな。いや、ここで「できそう」と思うことは難しいかもしれない。

自分が気に入らない人が立ち上げたサービスであれば話すら聞かないだろうから、話を聞いた時点で、スキルや人格において、企画者のことをある程度リスペクトしているハズである。

リスペクトしている人が「難しい」というものを、自分がどうこうできるだろうか。

 

うむむ。

難しい。とても難しい。

 

などと唸りつつ、風呂を洗ったり、洗濯してる日々です。

ここ最近の様子

デスマに巻き込まれることもなくなり、のんびり生きてます。

 

・BTC型人材モデルで言うところのB寄りの仕事が増えました。

ビットコインは関係ないです。

 

「ビジネス」「テクノロジー」「デザイン」の三要素の結合からイノベーションが生まれる | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

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・B寄りの仕事では、専門用語をひらたい言葉で言うスキルが評価されてます。

具体的には、アジャイルやScrum、イノベーションあたりの言葉を、

『質問に即答する』『みんなでやる』『お客様の生活を便利にする』みたいに言い換えてます。(内容はもっと細かく言うけどね)

カタカナアレルギーの人たちにウケがとても良いです。

このスキル、IT業界ではまったく役に立たなかったのに!(当たり前)

 

・「事業やんないの?」と何度目かの助言をいただく。

自分が生活する上で「ここで困る」ってことが特にないのが、困る。

さっき思いついたアイデアで、「自分が読みたい話を三千円ぐらい払ってリクエストすると、その三千円を受け取って誰かが書いてくれる」というサービスを思いついた。

が、最近、小説はとんと読む時間がなくなってしまっていて、モチベーションがががが。

 

・ご報告。

結婚してました。ずいぶん前に。

ほとんどの家事を自分がやってるおかげか、嫁の友人達からは「実はママなのでは」と言われています。

どうも、家内のママです。

チャーハン・米にごま油を混ぜる編

備忘録。

 

二人分。

冷凍ごはん600gを解凍して使用。

炒める前に多めのごま油を混ぜてかきまぜておく。

卵4個、細切れにした焼き豚60g、ウェイバー15g、ネギ適当。

 

米から炒める。

が、フライパンの大きさが足りておらず、思ったより時間がかかった。

米は炒め終わったあと、容器にあげる。

 

フライパンに改めてごま油をひいて、卵を炒める。

半熟状態までなったら、炒めた米、焼き豚、ウェイバー、ネギを入れる。

あとは、火の通った卵を切るように炒めて混ぜる。

卵に火が通りきった段階で、火をとめて、塩コショウをかけて、余熱でさらに混ぜる。

 

できあがり。

 

味は良い。

香りはごま油の匂いが強め。好きな人ならOK。

食感はもちっとしていた。べたつくわけではないので及第点。

 

反省点。

パラパラ感が薄い。分量の問題ではなくフライパンの容量の問題だと思う。もっと少量でやった方がよかったかもしれない。

二人で食べるには、多めだったので、圧倒的野菜不足。野菜炒め用の野菜も買ってあったが、使えなかった。

 

次回があれば米を400に減らして、野菜炒めを添えたい。