そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

絶対可憐チルドレン


絶対可憐チルドレン 1 (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン 1 (少年サンデーコミックス)

また1巻から読んでます。
良いです。


GS美神が勢い良すぎたのか、その後の銭湯やニセ信長はイマイチで打ち切りになったものの。
うん。3年の休憩(休憩じゃないけど)を取り戻すぐらいの面白さです。


銭湯はまあ、ホントにアレだったのだけれど、
ニセ信長に関しては、個人的には結構良かったと思ってます。
ただ、未来予知の巫女が出てきたあたりから、雲行きがあやしくなってきてしまって。
なんというか、設定のムチャさを補完する為に更にムチャな設定にして、という泥沼にハマった感がありました。
1,2巻だけ読むと面白いしね。


んで、絶対可憐です。
ここでタイトルを「ちるどれん」なんて、変な色気を出さないのが、良いトコです。
そんな色気出してたら、ファンやめるぞコノヤロー、ってトコでした。


エスパーがいるのが当たり前の世の中で、天才エスパー少女3人と指揮官の男が任務やら私生活やらで困る話です。
設定的には、パトレイバーに近いかなあ。
優秀なハードウェアなんだけど、未熟なソフトウェアと優秀な指揮官という。


設定の根っこの部分にある「個性は迷惑にもなるけど、使い方さえまちがえなければ大丈夫」ってのは、素直に共感できます。
この辺の根っこの部分がいいから、王道漫画なんだよなあ。
子供に安心して読ませられるというか。


そう思うと、法やら倫理を無視しまくりのワンピースやらドラゴンボールってのは、覇道に近いですねえ。
ゴーイングマイウェイというか。
ワンピース読んだ子供が大きくなって成人式で、警察署のシンボルをペイント弾とかで打ち抜いたらイヤだもんなあ。
「政府とケンカ? 望むところだー」とかなんとか言いながら。ああ、怖い怖い。



そんなわけで、近頃、やさぐれた漫画ばかり読んでたので、良い清涼剤になってます。
さて、何巻まで続くかわかんないですけど、買いつづけますよー。