- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2002/01/25
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オイラが三谷幸喜作品を好きな理由は、
作品を通して、三谷幸喜という脚本作家の仕事への取り組み方が見えるからです。
平たく言えば、仕事のやり方の参考書にしてます。
んで、このみんなの家もそう。
頑固な大工の棟梁。
既存のスタイルに捕らわれない新鋭デザイナー。
目指すとこは「住みやすい家」という点で同じはずなのに、食い違う。
そして、立場が強いのは、最後に家を建てる大工。
だから、デザイナーとして、出来る事、やれる事、大工とうまくやる方法などは、
素人考えでも、あれこれと思い浮かぶんだけど、それをデザイナーは良しとしない。
んで、その答えをデザイナーは見つけ出すんだけど、最後まで言わない。
頭の固い爺さんとやりあっていくには、どうすればいいのか。
それは観てる人が自分で考えるしかない。
オイラも見る度に、考えます。