そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

老人はamazonを利用しない。


Amazonユーザの都道府県別分布
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amazonさんはよく利用します。
欲しい本が手に入るから。
東京や大阪いた頃は、ジュンク堂や旭屋、紀伊国屋といった大型書店まで出向いて、立ち読みしながら探す、という事が出来ましたけど、田舎じゃそれはまず無理です。
なので、どうしても通販に頼る部分が出てきますが、まあ個人の話はさておき。


利用率が低いのが北海道、東北、九州という事ですが、これ、そのまんま通販利用率にもつながります。
通販業界の常識として「東北、北海道、九州は買わない」ってのがあります。
なんでしょう、顔を知らない相手から物を買う事に抵抗があるんでしょうね。
だから、通販商材は本州の南半分と四国だけを相手にした方が効率がいいんです。


田舎になればなるほど「関わらない」という自衛手段がメジャー化していきます。
それと同時に「関わるなら思いっきり深く」っていう自衛手段も出てきます。
なので、田舎では「詳しい人」と「全く知らない人」の2極化されてる事が結構あります。
詳しい人はamazon以外の安いトコを探して買います。全く知らない人は本を買いません。
買ってもせいぜい週刊誌や月刊誌ぐらいです。


amazon利用者、通販利用者の大半は、富裕層でも貧困層でもない予備貧困層です。
小銭持ってて、めんどくさいのが嫌で、誘い文句に弱い層です。
田舎でそういうタイプの人は年寄りです。でも年寄りはネットが分かりません。
だから、amazonを利用しません。


言い換えれば、これ、人口あたりの老人比率を記したグラフだと思いますよ。
鳥取や島根は、都会が遠すぎて「地元さいこー」って言う若者もボチボチいますけど、関東圏は東京周辺に若者が集中するから、それ以外は老人比率が高くなる。


そういう事だと思います。通販運営者としては。