そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

目指せよ理想郷。

ヘテロの俺こそ性的マイノリティ
http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20090524/p2


 こう書かれてみると「女性不信なのでゲイになりました」という人たちと同じぐらい認められてもいい性的嗜好なんじゃないか、と思えてくる。


 ボスザルはメスザルを好き勝手に犯すし、カマキリは隙あらば中田氏やり逃げする。
 生物という観点で見ると「女性の人権を」と言う事すら、本来は変態行為。そんな悠長な事言ってないで産めよ増やせよ育てろよ。特に霊長類ヒト科のメスは13歳前後から妊娠可能となるので中学校は女子の制服をマタニティにして階段ではなくスロープを、保健体育は乳幼児の世話の仕方からスタート。それぐらいしても本来はおかしくない。
 でも、現実にそんな事は行われていないし、そんな事を言っても笑えないジョークと思われるか、頭のイカレポンチな素人童貞と思われるのがオチである。


 では、どうするべきか。そりゃもう存在し続けるしかない。かつてゲイとバイが迫害されて、それでもゲイであり、バイであり続け、世界各地で市民権を得たように。マイノリティだからといって卑下する事はない。マイノリティがなんだ。上っ面でつながってるだけのマジョリティに迫害以外の何が出来る。ヒトの根っこは一人一人違う。世界万民すべからく、いや、全生物がすべからくマイノリティだ。
 ネズミを恐れるネコだっている。吠えない犬だっているし、走るのが遅いダチョウだっている。強い女もいるし、弱い男もいる。彼らはなんだ。社会弱者か。いや違う。愛すべき隣人だ。同じバスに乗り合わせたなら「隣空いてますよ」と声をかける相手なんだ。
 理解できないものを恐れるというのは生物の本能だ。だが、我々には本能に振り回されない理性がある。「理解してくれ」と訴える者の手を払いのける必要などない。椅子を勧めて一緒にお茶でも飲もうじゃないか。それこそが求める理想郷だし、求められる理想郷ではないか。「ありもしない幻想」と諦めず、まずは椅子に座ってお茶を飲もう。


 話そうじゃないか。今日の天気について。昨日の晩ご飯について。明日がくる事の素晴らしさについて。