そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

親は育児経験者ではあるが児童心理の専門家ではない。

と思う。
「我が子に皆と同じ環境を!」ってのを大義名分に違法や悪行に手を出す親は多い様子。でも、それって子の人格無視から来てんじゃねえの?


「DSが無いと皆と遊べない!」と子どもが主張したとして、それは本当だろうか。
子どもの頃の記憶がある人は分かると思うけど、子どもは割と普通に嘘をつく。嘘をつくリスクをあまり知らないのでポンポン嘘をつく。
子どもなりの見栄や意地があり、それを通す為の打算がある。


んで、自分が見てる限り、世の親は子の環境に対して無知だ。バカと言い換えてもいい。
相手の目線に立てば分かる話を、親の目線から見て物を言う。
『子』の立場を理解してる相手は『子』らしく振舞う。親はそれで満足する。相手は心の中で舌を出してこう思う「ちょろいもんだ」と。


例えば、一般企業にて。
外回り営業の新人が「他社はiPadを持っていて、クライアントにスタイリッシュにプレゼンして受注を獲得しているようです。わが社もiPadの導入を!」と言い出したとする。
これを無条件でOKする上司はいますかね?
まあ、そういう事。


「子どもには無限の可能性が」とか言うなら「DS持たない子どもが自分で遊びを見つける可能性」も信じてやれよ。
「子どもの言う事を全部信じる」なんてのは、子どもをバカにしてんだよ。「嘘つくほどの知恵を持ってないだろ」って決めつけてんだからさ。


子どもは案外、てきとーに遊ぶよ。カラスマメ吹いたりしてさ。
子どもにとってはカラスマメもDSもトノサマバッタも同じ遊び道具。
好き嫌いはあっても、上下の感覚はないよ。金稼いでないんだもん。