そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

頭のいい人、悪い人。

頭のいい人の作った世界では頭の悪い人は生きにくい。
頭の悪い人の生きやすい世界は難しいけど頭の悪い人が作るしかない。


★頭のいい人の作ったマニュアルは頭の悪い人には理解できない。
頭のいい人の作ったマニュアルは頭のいい人向けのマニュアルなので、頭の悪い人が見ても理解が追いつかず丸暗記するしかない。
丸暗記では実際に行動できないので、失敗を繰り返しながら覚えるしかなくなる。
最初から頭の悪い人でも理解できるマニュアルを作れば失敗は減るのになあ。


★「手を洗え」という命令の意味を教えないと伝わらない。
頭のいい人はハンドソープを使って爪の隅まで丁寧に洗う。
頭の悪い人は指先を水で濡らしてはい終わり。
「何故、手を洗うのか」が理解できなければ文面通りに命令を実行しても意味がない。


★でも理解できないのをマニュアルのせいにするのはどうかと思う。
何事も習熟、慣れが大事。
42.195kmを最初から走れる人間はそうそういない。
まずは1kmを走る練習をする。何度も何度もする。
そうする内に体が長距離の走り方を覚える。
理解できないマニュアルでも、理解できないまま何度も繰り返す事で理解できるようになる事もある。


★自分が悩んだりつまづいた経験を踏まえて作れば良いマニュアルになる。
と実行した結果が本屋のPC書籍コーナーに死屍累々と積まれた技術本なわけです。
デスマーチを抜けるとそこはデスマーチでした。