そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

軍事を知らずして平和を語ることなかれ。

石破茂さんが国会で無双フィーバーしたそうで。
感情的には鳥取県民の自分にとっては、いいぞがんばれー、という気分です。
(北兵庫は南兵庫と断絶状態なので、隣の鳥取と仲がいい)


自分の祖父の家は、玄関から50mで海水、という立地でして。
子供の頃泊まりに行くと「夜は海に行っちゃいかん。人さらいにあうよ」ときつく言われたんですよ。
当時は「おばけが出る」「おにが出る」みたいな子供だましだと思ってたんだけど、それから10年ぐらいして、テレビで北朝鮮拉致事件が大々的に報道されるようになった。


んで、その時になって、町内で言われていた「どこそこで人さらいが」とか「あの通りで女性が消える」みたいな怖い話が、犯罪の意味での怖い話として自分の中でリンクしまして。
あー、そういう土地だったのか、と。
そういう危機と知らず知らずの内に接していて、大人たちは、公表されないソレを知りながら守ってくれてたんだなあ、と思ったわけです。


「国防あっての外交」ってのは、確かにそうだよなあ、と思うわけです。
だってこれがアメリカ人拉致だったら、間違いなく連中は北朝鮮で地上戦やらかして、人質回収していきますよ。生死を問わずに。
それで「メリケン人さらったらエライことになる」と相手に思わせるだけで、次の被害を防げるんですよねえ。良いか悪いかは別問題として。