そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

嫉妬と信頼と人様の事情。

難しいね。
「恋人以外の異性と1:1で会う」という事にヤキモチを焼く。
ヤキモチじゃなくても「デキてんじゃねえの?」という疑いを持つ。
とても自然な感情だと思う。
これを「心から信頼していればそんな感情は湧きません」って責めるのは「心から涼しいと思い込めば熱中症にかかりません」ってのと同類な。


嫉妬、信頼、まあ、愛情でも友情でも楽しいでも悲しいでもなんでもいいけどね。
自分の心ってのは、自分じゃコントロール出来んよね。
例えば、映画「グリーンマイル」を見たとする。
観終わったら、でかくてゴツイ黒人さんに同情する。
見かけだけで「お前が犯人だ!」と決めつけられて牢屋に入れられる黒人を見て、自分は同情した。
じゃあ映画館から出て、町中で黒人さんに「オニーサン、いい店あるよ」と誘われたとして、どう思うか。
自分は怖かった。


「だから怖がってていいんだ」ってワケじゃなくて。
あの映画を見たなら「その怖さと向きあう」という選択肢も増えるだろ、って話。
嫉妬や信頼、愛情、友情、その他もろもろの感情がある。
でも、子供じゃないんだからさー。
『素直に言う』なんて建前で相手を傷つけてしまう前に、選択肢を増やそうぜ。


とはいえ、そこは他人様にも事情があるからなー。
直に「分かったかボーイ&ガール」と上から目線で言うわけにはいかない。
まあ、だから、ここに書いてる事自体、選択肢の一つなわけですよ。
読むか読まないかも知らない。
書かない方がいいのかもしんないけど、黙って溜め込めるほど自分も大人じゃないんでね。