そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ゾンビが走るとかチートだよな。

映画版バイオ3がテレビで放映されてたので見た。
2で見かけた理不尽ゾンビ湧きが極端に減ってて、1と同じく丁寧にシナリオ作ってるなー、という印象。
(湧き:ゲーム用語。敵が何も無かったはずの空間から出てくる事。安全確認したはずの場所から湧いてくると対処のしようがない為『理不尽な湧き』『インチキ湧き』と言われる)


3にはノーマルゾンビとカスタムゾンビがいて、ノーマルは相変わらずなんだけど、カスタムのが超走る。
ウガーッて言いながら集団全力ダッシュ。ハシゴとかも器用に登っちゃう。
金網の外からバンザイウロウロしてるノーマルと雲泥の差。
んでカスタムに噛まれると、ウィルスもパワーアップしてるからノーマルゾンビにはならないみたい。
どうなるかは出てこなかったなー。


ゾンビが走るゾンビゲーもあるにはあるけど、あれは「主人公は謎のオクスリを使えば回復するぜ」っていうゲーム上の設定があるからアリなんだよな。
映画みたいに「噛まれたら感染すっから」というルールが適用されてる場合にゾンビが走ると「ゾンビは動きのろい」っていう唯一の人間が勝てるポイントがなくなっちゃうのよな。
ましてやハシゴ登ったりして「それなりに知能もあるぜ」てことだとホントに人間の勝ち目がない。
勝ち目がないから緊迫感のある絵にならないんだろうなあ。
以下ネタバレ。





■結局アンブレラは何がしたいの?

世界中に広がったバイオハザードのおかげでアンブレラのエライ人達も「いつまで地下にいればいいのかね」とお冠。
博士が「アリスの血液から特効薬が作れるかもー」ということで、みんな「よかったよかった。早く作ってくれ」と納得。
その割に博士が「アリス見つけました。60%以上の高確率だし、仲間も一緒にいるし、本人に間違いないっす。攫ってきていいっすか」ってエライ人に聞いたら「100%じゃなきゃダメー。ひきこもりは研究してろ」と嫌がらせ。
仕方ないから博士は独断でアリス争奪計画を実行する。


博士は「ゾンビ良い子ちゃん計画」の失敗作であるカスタムゾンビにアリス一行を襲わせる。でも、博士は逃げ遅れてカスタムゾンビに噛まれて、ノーマルゾンビ用の中和剤をガスガス打ちまくってスーパーゾンビ化。
っていうかその計画でアリスを倒せたとして、そんな危なっかしいゾンビがウロウロしてる場所にどうやって回収にいくの。博士はバカだなあ。ダメなやつだなあ。
「うるさい、ひきこもり言うな!」ってスーパーゾンビ化した博士がアンブレラのエージェントにキレて研究所の職員皆殺し。ネバダ研究所壊滅。
んで、アンブレラの手がかりを探しにきたアリスと対決して、もうちょっとで勝てる、ってトコで研究所が作ってたクローンアリスの手助けもあってサイコロ化して負け。


実はアンブレラの秘密基地は日本にあったんだよー、ということをつきとめたアリスは、クローンアリス達と日本を目指す。
というとこで終わり。飛行機もないのにどうやって行くんだろうね。


うん、こうして書いてみるとびっくりするぐらい穴だらけ。だが、それがいい