そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

「絶対友達になんてなるもんか!」

 
「じゃあ、絶対友達になってやる!」
 
ああ、友達100人が完結してしまった。
もう、最終話の手前あたりから、涙無しには読めない展開に。
自分は絵には詳しくないんだけど、とよ田みのる先生の絵って、いわゆる「キレイな絵」じゃないんですよね。
 
どっちかいうと泥臭い。
でも、その泥臭さに合わせた話を持ってくるから、ものすごいマッチして「この絵じゃなきゃダメだ!」って気にさせられる。
 
水滴なのに重たそうな涙とか、ホントにもう、たまらない。
涙が軽くないんですよ。キレイじゃない。
もうホント、ペンでグリグリ描いたような汚い涙なんだけど、それが透明に見える。
見ただけで、もらい泣きしてしまいそうな重たい涙。
 
それが、とよ田みのる先生の描く作品の、どっちかといえば地味な作品の、これ以上ないアクセサリーなんだなあ、と思いました。
 
ミサワじゃないけど「ちょっとこれ読んでみてよ」って全五巻を貸したくなります。
 
■そして、もう一冊。
 
テルマエ・ロマエ3巻読んだ。
 

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)

 
安定感のある面白さ。
1、ローマで無理難題を言いつけられる。
2、現代日本でヒントを見つける。
3、ローマでどうにか再現するんだけど、細部でピントずれてオチ。
 
というパターンなので、安心して読める。
ただ、安心して読めるが故に、続刊は話題になりにくいかもしんない。
ほら、美味しんぼの最新刊が話題になることって早々ないじゃないですか。
あんな感じになるんじゃないかなあ。
 
次も買います。
 
■残る一冊。
 
百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)

百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)

 
まだ読んでない。
絶対ゲラゲラ笑うから、寝る前に読もうと思ってる。
 
けど、読みきれなかったら。。。どうしよう。
明日、通勤途中に読もうかなあ。
いや、この表紙を電車の中で開くの? マジで? 
 
。。。まあ、単なる自意識過剰だな。
誰も他人が読む本なんて、気にしないだろうし。
 
大体、それが分かってるから本屋のカバーは全部断ってるしな。
うむ、今から楽しみであるが、とりあえず風呂入る。