そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

暑い時は寝るものだそうだ。

 
エアコンかけて働くというのは現代の話。
では、エアコンがなかった頃はどうしてしのいでいたかというと「働かずに寝ていた」が割と世界のスタンダードだったそうな。
 
真夏の不快指数は世界トップクラスの日本においては「風鈴」「打ち水」「日除け」などなど、焼け石に水というか、やせ我慢大会というかな状態でしたから、茶屋に行ったら奥の座敷で店のオヤジが暑さにバテて寝てた、みたいな話があったりしまして。
 
ちょっと夕方になり涼しくなってから慌ただしく家事を片づけたりして、縁側の明るい月明かりでメシを食う、という。
 
ああ、この「月明かりでメシを食う」光景というのは、戦後間もない高度成長期のさなか、田園の広がる東京でもあったそうですよ。
 
そんでまあ、暗いとこで活動してると人間という生き物は本能的にムラムラしてきますので、夏祭りでは木陰でハッスルハッスル、というのがよくある話だったんだとか。
 
つまり、元を正せば、ストレス社会も少子化もないもエアコンが原因なんじゃなかろうか、とぼんやり思った今日この頃です。
 
まあ、自分の場合、夏祭りがあっても参加しなさそうな気がしますけどね。