そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

土曜日ぼんやり。

 
午前中にミスドに朝食がてら、作業しに行ったらえらい混んでて。
作業、って雰囲気でもなかったからちゃっちゃとドーナツ食ってコーヒー飲んで出ました。
 
ついでにスーパーの買い出し済ませて帰宅して。
さて、作業すっかな、と思ってたのに、気づいたらこんな時間。
 
手元には、君に届けの13巻。
1巻から全部読み倒してしまった。
 
恋愛描写の勉強に、と思って読みなおしてたけど、やっぱり面白い。
 
■ぼんやりだらだら思ったこと。
 
恋愛モノに障害は必要だと思う。
その障害として、恋のライバルというのも出てくるわけだけど、自分が今まで読んだことある話では、大抵、金持ちとか美少女とかイケメンという「主人公達よりすごいやつ」だったりする。
 
もちろん、ある程度のパターンというかフォーマットを整えておいた方が、ユーザーも理解しやすいと思うんだけれども。
 
「主人公よりすごくないやつ」がライバル、というのも面白いんじゃねえかなあ、と思った。
 
例えば、クラス一番のブスとか根暗デブとか、ヒエラルキーの最下層にいるような感じの人たちが、きっかけを得て「自分もあの人の事が好きなんです!」って現れてくる。
 
そのキャラクター描写も、初印象は最低で「うわ、ないわー」ってユーザー全員が思うんだけど、一生懸命さと一途さで、グイグイ上がってきて、主人公たちを脅かす、っていう。
 
なんつーかアレだ。
101回目の武田鉄矢みたいに踏まれても叩かれても折れない感じ。
 
大抵のライバル達は、一度フラれると、その後は「良きアドバイザー」みたいな立ち位置になるんだけど、そいつだけは、絶対諦めない。
 
何年も経って、主人公カップルが婚約する前日まで「僕は諦めませんから!」って言うような感じの。
ある意味、最強のライバル。
 
んで、主人公カップルの結婚式を、参列はせずに遠くから見て、ひっそりと一人でアパートに帰って、一升瓶あおって、酒弱いもんだから、すぐに流しでゲーゲー吐いちゃって。
吐きながら泣く、っていう。
慰めてくれる友達もいなくて、これという趣味もなく、ただ『好き』であることに十年ぐらい賭けて負けてしまった、っていう。
 
無論、都合の良い救いなどなく。
主人公カップルはそのことを気にはするんだけど「自分たちが口を出せることじゃない」と傍観するしかなくって。
 
ライバルはただ落ちぶれて、元のモテない人に戻って、高校生とかに「自分があんなんなったら死ぬわー」とか後ろ指さされながら暮らす。
 
どうせ、恋愛もの書くなら、そういう命賭けてる感じのが書きたい。
 
■あー、短編かー。
 
勢いさえ乗れば、12時間ぐらいで書けちゃう、というのが油断を誘う。
 
油断しちゃいけない、とは思いつつも12時間なら、まだ余裕あるよなー、と油断もするわけで。
 
もうちょっとプロット練りたい。