思い出話をひとつ。
むかーしむかし。
個人的には、かなり昔の感覚だけども、学生の頃。
2chにて実名付きで叩かれたことがある。
なんかこう他の学生と思わしき人たちから、
「あいつむかつくよなー」的なアレで。
当時は、自分自身、割と目立つポジションで、調子よく楽しく学校生活を過ごしていたので「書かれてるらしいよー」と聞いても、ふーん、で流した。
何言われても「ま、所詮、面と向かって言いに来れない負け犬達の遠吠えでしょ」みたいな感じだったので。
そこから数年経って。
某ゲーム系SNSの日記が元で、また叩かれた。
今度はハンドルネームを叩かれた。
「名前載ってるよー」と言われて、気になって見に行った。
そしたら、別になんてこともなく、中学生レベルの「気持ち悪い」とか「きもい」とか曖昧に叩かれてるだけだったので、好奇心がもたげて、自分で「はーい、自分です」と書き込んだ。
「質問あるなら聞くよー」とかなんかそんな感じで。
別に質問されることもなく、
「本人登場www痛いwww」みたいな感じで流されて、
それ以来、自分の名前が書かれることはなくなった。
「書くと、あいつ喜んでまたやってくるぞ」みたいな感じだったみたい。
そこらへんの矛盾した感覚が面白かったんだけども、
周りの人には「対応が悪い」と注意された。
「そんなことしちゃいかん」と。
まあ、さすがに今はもうしない。と思う。
思い出話終わり。
■ネット上にあるものは、全て娯楽のカケラだ。
良い意味でも悪い意味でも。
有名人が変なことを呟けば、叩く。
かわいい子、頭いい人、上場企業に内定決まった大学生等々。
相手はなんでもいい。
けど、なるべく叩いた効果が出る「ほどほどの相手」がいい。
ホリエモンとかナベツネとか政治家とかっていうと、
相手が大きすぎて、全然相手してもらえないからね。
失言を拾って叩く。
ダメでもともと。
運良く落ちてきてくれれば「メシがウマい!」らしい。
それが昔からの民族的特徴なのか、不景気ならではの光景なのかは分からない。
ただ、そういうことが今も起こってる。
起こってるんだから、起きたことにどうこう言っても仕方ない。
できることは、巻き込まれないようにするだけだ。
■なので。
個人的には、Twitterとかで、作家名を出して呟いてる人たちの感覚がよく分からない。
それで得があるのかなー。
個人的にはデメリットしか感じられないんだけども。
■そういえば。
以前、ストーカー(?)の人に誹謗中傷込で実名を晒されてたことがある。
無視してたら、その後、行為がエスカレートして実家にまで突貫するようになったので、通報したらあっという間に特定されて捕まってた。
どこからでも恨みって買うものだなあ、とその時思った。