最終日も問題なく終わった。
というか、こういう時に毎回思うんだけど、つくづく自分は別れの回数が多いんだなあ。
離れることに慣れすぎているというか。
たった五ヶ月だというのに、涙目でお礼を言ってくれる人もいたりした。
自分は自分のやりたいようにしかやっとらんので、お礼を言われる筋合いは、本来の立場で言えば、無い。
むしろ、自己都合のみでさっさと辞めてしまって迷惑をかけた、という罪悪感があるぐらい。
でもまあ「すいませんすいません」と謝りながら別れるのも、なんだか嫌だし。
別れる時ぐらいは「ありがとうありがとう」と言いながら別れたいもんだ。
たられば、の話はみっともない、と自覚しながら書くけれども。
自分があと5年若くて、小説を書き始める前であったなら、もうちょっと長く勤めただろうなあ。
仕事内容も残業も嫌いじゃなかったし。
投げっぱのタスク管理とか属人的な作業内容とか、つっこみどころは色々あるけど、そういうのもひっくるめて「もうちょっとなんとかしたいなあ」と思えたので。
■だからというわけじゃないけど。
しばらくは小説を書く時間に当てます。
次の職場はもうちょっとあとで考えます。
■派遣から面接の話は来てるけどね。
あんま気が進まない。
つか、次はバイトとか正社員とか、もうちょっとつっこんだこと出来る方がいいなあ。
派遣は出来ることが限られすぎてて、なんか飽きた。
■漫画の話でも。
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「狭い学校の中で10人に囲まれると『世界』が敵になったような気分になる。でも、その10人の外側に実は100人の味方がいて、その周りには更に1000人の敵が、その周りには更に10000人の味方が、ってずっと繰り返していくんだ。世界はもっと広くて、敵も多いけど、味方も同じぐらいいるんだ」
ひなちゃんは、色んな人の助けを借りて学校に立ち向かったけど、その助けは、ひなちゃん自身がたった一人で学校に立ち向かおうとしたから得られたものだ。
もちろんこの話はフィクションだし、希望があって当たり前だし、現実的じゃないかもしんないけど。
周りの空気が読めなくたって、それは立ち止まる理由にはならない。
やりたいようにやる。
環境も厳しい現実も、やりたいことをやらなくていい理由にはならない。
やりたいことなら、泣きながらでもやった方がきっといい。
「一人でもやってやる」
その姿勢にこそ100人の味方がつくんだ。
この作品の根っこはそんなとこにある気がします。
将棋はもちろんだけど、学校の対人関係もある意味、対決だからねえ。
次巻にも期待。
■今日の猫。
改めて見ると、美猫だなあ。
って思ったのは、すでに親ばかになりつつあるのかもしれない。