本屋でなんか「250万部突破!」みたいなことが書いてある文庫本がありまして。
へー、そんな売れてんのかー、と手にとって裏の説明文読んでみたら「まずはこの一冊から!」みたいなことが書いてあったので、買って読んでみたら、第二部の1巻だった、っていう。
でもまあ、途中まで読んでしまったので、最後まで一応読んだ。
話は理解できたし、人気あるのも分かるけど、美人の主人公と、付かず離れずな恋人との距離感がよくわかんなくて、いまひとつ楽しめなかった。
なんでそんなラブラブなん? と。
それにしても、どうにもミステリーって探偵役が便利能力持ちすぎてて、いまひとつ感情移入できない。
(そういう路線じゃない作品ばっか読んでるだけかも)
けど、人気のある小説並べたら、ほとんどミステリーだもんなー。難しいなー。
■押井守監督に求めること。
パトレイバーの後藤隊長と南雲隊長のコンビで、TVアニメを2クールで頼む。
(俺以外、誰も望んでいない)
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD] [DVD] (2009) 冨永みーな; 古川登志夫; 池水通洋
- 発売日: 2011/12/26
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俺はロボットアニメが見たいんじゃないんだ!
ロボット犯罪が主流になりつつある世界の中で、ロボットを使えないオッサン達が正義の戦いをだな(ry
■あと、究極超人あ〜るも頼む。
今ならああいうゆるい非日常コメディは人気出るんじゃねえの?
■ヒーロー物といえば、近ごろは女ヒーローが多いけれども。
別に「女は男に守られてろ」なんて時代遅れなことを言う気はないけど、どうにも女子の正義は感情的で正しいから物足りない。
もっとこう「それ、論理的に間違ってる」と五秒で論破できそうな屁理屈の正義感が男のヒーローにはあるので、そういうのが男心的には燃えたりするわけですよ。
なんかこう「俺が正しいんだから、お前が間違ってるに決まってるだろう!」みたいな。
そんな理由で地球破壊爆弾とか最終決戦兵器をぶん回して欲しい。
自分がヒーロー物に求めてるのってそれぐらいなので。
なまじっか、正しすぎる正義は個人的には微妙なのよね。
なんか理論武装で塗り固めすぎててヲタっぽいというか。
(という反論もまたヲタっぽいけどな)
■そんな女子目線で描かれたメシの正義がこちらになります。
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
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生きるとはなんぞや、メシを食うとはなんぞや、という農業高校を舞台にした作品です。
畜産農家出身の生徒が多い中、一般家庭から出てきた主人公が、牛、豚、鶏、馬などの家畜をお世話したり、食べたりする。
それまで普通に食べてきた食肉、畜産の世界を垣間見て、主人公が悩んだり悩んだり悩んだりしながら、それでも問題から逃げずに真っ向から向きあう、っていうお話。
シビアです。そして面白いです。
■ただ、個人的に、こういうのを知らない人に対して「罪悪感を持て」とか「こういう現場を知らないのは悪いことだ」みたいなのは違うと思ってます。
というのも、畜産もまた自然の流れなので。
食物連鎖で言えば、人間が畜肉を食べて、人間は死後バクテリアやらなんやらの栄養として土に食われます。
単なる流れ。
であれば、「宅急便が届くの遅い!」って文句は言うけど、物流センターやトラック業者の事情なんて知らないよ、って話と一緒だと思うんですよね。
それは別に悪いことじゃないでしょう。
事情知ってりゃ「そういうもんだ」って許せるかもしんないけどね。
命、っていうと大それた話だけど、すっごいマクロな視点で見ればそれもまた単なる流れなんですよねー。
(感情の話はまた別です)
ってのは、この作者が前作でやってましたな。
鋼の錬金術師 完全版 1巻 (ガンガンコミックスデラックス)
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■今日の猫。
ビビがケージの金具を外して、脱出してた。
しかも金具は二箇所もあったのに。
賢いにも程があるだろう、お前。
でもまあ、有事の際のことを考えれば、閉じ込められるよりはいいのか。
いや、有事じゃない時はどうすんだ。
うーむ。