そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

二時間はやりすぎた。

 
「平日限定!2時間以上なら1時間無料」というチケットがあったので、一人カラオケで2時間歌ってきた。
 
さすがに後半は声がかすれてしまってました。
けど、プロの歌手ってこのぐらいコンサートとかで歌うんだろうから、やっぱすごいもんだねえ。
 
■探せば会える距離感。
 
Twitterにて。
「ランチでマッキーをよく見かける」みたいな話が流れてきて驚いた。
 
マッキーといえばインキペンの方じゃなくて槇原敬之だ。
 
確か表参道とか原宿とか、あっち側に事務所がある、という話を聞いたことがある。
インスピレーションが湧きやすく、居心地が良い街なんだそうな。
 
ほえー、そりゃ神さまとかオバケじゃないんだから、槇原敬之だって人間なわけだし、メシだって食うだろう。
ジュースだって頼んじゃうかもしんないし、おいしくないグァバジュースを飲んで「なにこれ」と驚いたりするのかもしれない。
 
原宿や表参道で、だ。
副都心線なら一本で行ける。渋谷より近い距離感。
 
■とはいえ、改めて、そう身近な話題として。
 
「気さくに握手してくれたり、写真撮ってくれますよ」
と言われると想像しただけで心臓止まりそうになる。
実際会ったら間違いなく泡吹いて倒れる。
 
と思った時点で、槇原敬之に対する自分の気持ちが、崇拝であることに気付いた。
 
■思い返せば、あれやこれやで20年ぐらいか。
 
無職だろうと、女に相手にされなかろうと、電車に飛び込むこともなく、世の中を恨むこともなく「まあ、ぼちぼちやっていこかー」と平穏な気持ちでいられるのは、槇原敬之の歌があったからだ。
 
『当たり前のこと』に傷つく人は、自分だけじゃなくて、世の中とても多いのだから、ちょっとやそっとの傷ならツバつけて、他の泣いてる人の様子を見に行こう、という気持ちでいられる。
 
それってやっぱり槇原敬之がいたから、なのだ。
 
やー、気持ち悪いこと書いてるけど、まあ、そんな感じだったわけです。
 
■というわけで、多分探しに行くことはないと思う。
 
そういう距離感、遠いからどう、とか、近いからどう、ということすら「まあ、別に意識しなくていいんじゃね?」と思えるのも、槇原敬之のおかげだったりするわけです。
 
というわけで、オススメ2曲。
(曲の解釈は独断です)
 
■WITCHHAZEL(ウィッチヘーゼル)
 
曲名は日焼け止め成分の名称で、転じて「ひと夏だけ」という意味。
 
「ひと夏だけ」という暗黙の了解で始めたふざけあいが、いつしか自分だけ本気になってしまい、だけど、そんな始め方をしたのに「恋」と呼んでいいのだろうか、これを「恋」と呼んだしまったら、これから先、自分の「恋」はどんな意味を持つものになってしまうのだろう、という歌。
 

 
■君の自転車
 
槇原敬之得意の生活感溢れるホンワカナンバー。
 
ケンカした翌日に、自宅に置き忘れた彼女の自転車に乗って「タバコを買いに行くついでに」彼女の様子を見に行こう、という歌。
道中で、意外と交通事情が怖いこともあり、彼女がいつもどんな気持ちで自分の家まで来ていたのか、どんな目で自分を見上げていたのかに思いを馳せる。
 

 
■今日の猫。
 
たまには寝室を猫に開放したまま寝るか、と寝てみたんだけど、案の定、2,3時間おきにドタバタと運動会をし始めるので、ロクに寝られず。
 
これは無職の今だから、まだ「よし、ちゃんと寝直そう」とか出来るけど、仕事始まったら無理なので、もうちょっと生活時間を合わせてくれるのを待ちたいところ。