そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

タイムシャワーに射たれて。

 
会社出たら土砂降りだった。
当然傘など持っていない。
 
仕方ないので、駅まで諦めて濡れながら歩いた。
道端で、傘を刺したOLが「台風みたい」と口にする。
となりにいた男が「台風はこないだ終わったよ」とバカにした。
 
女はなぜ自分を大事にしてくれない男にばかり惚れるのだろう。
そんな歌が昔あったっけな。
 
駅につくまで、ほんの5分の間にずぶ濡れになった。
 
電車の中でも、座席が濡れるといけないから珍しく立ったまま帰った。
 
最寄り駅にたどり着き、きっと雨なんだろうな、と諦めと絶望に浸りながら、外へ出ると月明かりがきれいだった。
 
タイミングが悪かったんだろうな。
 
■ソシャゲは趣味じゃないけど、今に始まった話でもない。
 
よく考えたらビックリマンの頃から、カード集めにまったく興味を持てない子どもだった。
 
当時、中学生だった兄が、10枚ぐらい悪魔のカードを集めて「これで天使カードと交換してもらってこい」と言ってきたが、鼻で笑って「無理無理」と言い返した覚えがある。
 
よく考えれば、あの当時から、いまひとつ相場観をつかめない兄であったと思う。
 
ちなみに当時のレートで言えば『天使1枚≒お守り5枚』『お守り1枚≒悪魔10枚』ぐらいだったように思う。
 
まあ、なによりあの手のコレクションは「いかに良いカードを持っているか」が大事であり、枚数は関係ないのよね。
 
なんというか。
安物のバッグをいくら並べても、エルメスケリーバッグひとつに勝てやしないのだ。
 
という相場観を頭では分かるものの「別にカバンなんて使いやすけりゃノーブランドでいい」と思ってしまうから、ソシャゲには全くハマれない。
 
■今日の猫。
 
自分が近寄るとだいたい機嫌が悪くなるので、体調管理の基準が「メシを食ったか」「トイレの回数、量はどうだ」ぐらいしかない。
 
まあ、そこしか接点がないとも言う。
季節の変わり目なので、どうかと思ったけれど、健康っぽいです。