そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

17位でした。

 
某イベントの婚活パーティーに参加してみた。
何事も経験だ。
男性20名、女性18名で行われた。
 
着席の時点で、向かいの席に女性が。
会話して良いみたいだったので、始まるまで会話してました。
 
■まずは3分間トーク。
 
自己紹介シートを元にして、一人あたり3分ずつ会話をする。
休憩なし、ひたすら1時間かけてぐるぐる回る。
 
これが全然、会話にならない。
3分の内、30秒はメモタイムなので、実質2分30秒。
自己紹介シートをお互いに読み上げたぐらいで終わる。
途中で「あ、それ自分も好きですよ」とか言い始めた途端に終わる。
 
正直、誰が誰だかよくわからなかったし「この作品が好きでー」と言ったのが誰だったのかもよくわからなくなった。
なんせ18人もいる。このあとのフリートークでは3人までしか会話をするチャンスがない。
 
第一印象がダメでも、話していけば「ぼくにぴったりの人だ!」みたいな人もいるかもしれないけど、今ある枠は3つ。素早く消去法で選ぶしかない。
 
結局、メモシートに書いた文字で一番多かったのは「☓」だ。
自分で書いてて嫌になった。
 
■休憩。
 
「第一印象で気になった人は?」を3名記入して、休憩。
男女別れてるので、少しリラックスできる。
スライドショーを見ながら、のんびりゆったり。
 
■第一印象結果発表。
 
17位。
「気になった人達との相性は!?」は、ボロボロの点数。
 
20人中17位て。
中学の英語のテスト思い出したわ。
 
■フリートーク1回目。
 
男女それぞれ一列に並んで、女性が話したい男性を選んで10分間のフリートーク開始。
 
もっかい書く。
「女性が、話したい男性を選んで」フリートーク。
 
え、一列に並んでるんですけど。
これで取り残されたら、どうすればいいの? 10分棒立ち? 死ぬの?
 
自分は17位にも関わらず、かろうじて女性から指名されたので、崖っぷちセーフ。何より、女性から指名される、という今までにない事態に少しテンションあがりました。
 
行けるんじゃない? 17位だけど、行けるんじゃない?
この時点で、自分の目標は目の前の女性ひとりに!
さあ、頑張るぞ! と思いきや、同じ卓にもう一人男が登場。
 
「余った人は適当な席に行っていいらしいんで」
そうなんだ。じゃあ、まあ、休んでてよ。
 
内心そんなことを思ったけど、この男がよく喋る喋る。
『三人以上で会話する時、聞き役に徹してしまう』という悪癖が出て、うんうん頷いてしまった。
頑張って喋ったけど、うまくいかないまま時間終了。
 
■フリートーク2回目。
 
今度は、男性が女性を選ぶ番。
といっても1回目で一緒になった女性は選べないルール。
仕方ないので、適当に人気ありそうな女性を選んで、わいわい盛り上がる他の人達を見ながら聞き役に徹してました。
 
■フリートーク3回目。
 
最後は自由。
もちろん選ぶのは最初の女性。
二人で席についた途端に、また違う男が登場。
 
「ネットで見たんですけどー」と女性の趣味とはあまり関係ないことをペラペラ話す男に若干イライラしました。
10分しかないのに!
 
それでもちょっと強引にどうにか頑張って、会話のボールを彼女と自分の間で何度もポンポンして時間終了。
 
■もう決まったでしょコレ。
 
男女に分かれて、結果発表を待つ間に雑談。
「ぶっちゃけどうですか?」
「いやー、自信ないですよー」
と愛想笑いを返しながら、逆のことを考えてました。
 
あの女性も楽しそうに話してたし、これはうまくいくに違いない。
いやー、一時はどうなるかと思ったけど、ようやく俺にも春が! いや、その前にクリスマスが!
 
■結果発表。
 
預けていたコートや荷物が戻ってきて、帰る準備が整った後に、結果発表。
 
「今回は8組成立しました!」の言葉に続けて、順番に番号を読んでいきます。
いやー、これで呼ばれるのは嬉しいなあ。
今から目配せするのはわざとらしいかな? へへ。
ここから出たら、どこ行こう。手とかつないでいいのかな。でへへ。
 
。。。自分の番号は呼ばれませんでした。
 
■では、呼ばれなかった方は、先にお帰りください。
 
。。。安西先生、クリスマスがしたいです。
 
■今日の猫。
 
餌を置いた手をひっかかれた。
ふんだり蹴ったりだ。