そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

まーねー。

 
「コスト意識を持て」なんてあちこちで言われちゃいますがね。
まあ、持てと言われて持てるもんじゃありません。
 
なにせ、大抵の人は「持ってる」つもりなんですから。
 
だって「お金がないのにジャブジャブ使っちゃうんです」って人少ないでしょう。
「衝動買いで無駄遣いしてしまった!」という人はいますよ。
でも、それだって「小遣いをオーバーして使った」程度の話でね。
本当の意味で「来月まで1日1食のふかし芋だけで暮らさなきゃならなくなった」なんて人は少ないもんです。
 
コスト意識。
「自分にはさっぱりまったくこれっぽっちもないぜ!」という人は見たことがないです。
 
■じゃあ、コスト意識って鍛えられないんですかね。
 
別にコスト意識を鍛える必要はないんですよ。
 
ただ、実際の作業を見ること、観察してりゃ無駄が見つかりますし、無駄を見つけりゃ、なんでそんな無駄なことをしてんのか、と気になります。
 
気にならない、気づかない、って人は見てるようで見てないんですよ。
 
■だって映画見て、泣くでしょ。
 
たかがモニタの向こう側のことなのに、腹立ったり、興奮したり、泣いたり、笑ったりする。
ほっとけないでしょ。応援したり、励ましたり、祝福したり、何か手を貸したくなるでしょ。
 
『そっち側』に入り込んで『こっち側』として感じる。
それが見る、ってことですよ。
 
厨二風に言えば「世界を飛び越える能力」とでも言うんですかねえ。
この能力は、蜘蛛に噛まれなくても、魔法学園に通わなくても使えるんです。
誰にだって出来るんですよ。
 
まあ、自分はいまいち上手く使えてませんがね。
使えてたら、いまごろはウハウハのハズです。
何が、とは言いませんが。