ここ1年ぐらいで「これ面白かったわ」というのを挙げていきます。
ちなみに自分の映画の趣味は、
「バカっぽいやつ」
「火薬多め」
「コメディ」
です。
難しかったり、感銘受けたり、感動超大作だったり、サスペンスにハラハラしたり、みたいなのは観るには観るけど、どうしても、モヤモヤが残るので「面白かったわ」とは言い難い。
見終わった後に、モノマネしたくなるぐらいの軽さがちょうどいい。
■南極料理人
今をときめく堺雅人さん主演。
南極で計測したり、実験したりするチームの生活を料理人目線から見ていく、という映画。男しかいないから基本的にみんなバカ。
自然災害に対しては、博士も料理人も運転手も関係なく、みんなで対応する。主に雪かきだけど。
ヒーローはいないし、問題は解決しないし、それぞれがそれぞれなりに、物理的だったり精神的だったりする問題を飲み込んで、周りに誰もいない生活を過ごしていく。
邦画は、こういう映画みたいな路線にしてくれると自分はありがたい。
■鍵泥棒のメソッド
もう一本、堺雅人さん。
この方は情けない役やらせたら、ほんとハマり役だなあ。
自殺願望のある役者さんが、ちょっと魔が差して、金のある男と入れ替わってしまう。
ただ、入れ替わった男が有名な殺し屋で、仕事の途中だった。
「次のターゲットはこいつだ」と言われても、困るし、どうしよう。
仕方ない、殺し屋のフリをしてやりすごそう。
といったコメディチックな内容。
広末涼子さんは、相変わらず透明感のある美しさですね。
あと、珍しくメガネかけてる役です。嬉しいですね。
■アウトロー
冒頭に名前だしたのに紹介なしだと、ちょっとな、と思ったので。
みんな大好きトム・クルーズです。
ジャンルとしてはサスペンスアクション映画なんですけど、そこはトムですから。
どんな難解な問題も、なんとなくふわっとイチかバチかでどうにかなってしまいます。
何年もかけた大掛かりな計画を企む知能犯だって、トムにかかれば「俺が直接手を下す!」とひょっこり目の前に出てきてくれる。
全宇宙はトムのためにある。
ものすっごいシリアスで「これってどういうことなの?」と更なる謎を発見してしまった、という重々しいシーンなのに、弁護士のヒロインが胸元がっぽりのプレイメイトみたいな格好してたのが、自分のベストお茶噴きシーンです。
それでもトムだから! トムなら許されるんです。
「彼女に何かあってみろ。俺はお前をどこまでも追い詰めてやる。なんせ暇だからな」
全セリフにジョーク付き。
■とりあえず3本。
また、ぼちぼち本とかも感想書いていきます。