そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

日本語を教えてきた。

 

興味はありつつも、専門的な勉強をしたわけでもなかったので、二の足を踏んでまして。

「そのうち勉強したら」と思ってたところに、未経験&無学からでも始められるボランティアの話を耳にしたので、参加させてもらいました。

 

■日本語教室。

日本語を母語としない人たちに支援をする。ひらたく言えば「日本語が苦手な人たちに日本語を教えよう」というもの。

 

英会話教室とかを想像すると「最低でも二ヶ国語を話せないと無理じゃね?」となるところですが。アメリカで英会話の授業を受けるのを想像してみれば、母国語(英語)だけで十分なんですよね。

 

■なにはともあれ、参加。

とりあえず筆記用具とノートだけ持って。

 

自分の相手は、ベトナムから来た男性の方でした。

話せる言葉は、英語とベトナム語

勉強はかなりしていて、3語文程度の日本語は話せるようでしたけど、実用には厳しそう。

 

というのも、発音がおかしいんですよね。

「す」「つ」「ぬ」が全部「ちゅ」になったり、「L」の発音が「R」になったり。

 

例えば。

「今月の週末はテストがあります」

が、

「こんげちゅのしゅうまちゅわてちゅとがあるます」

になるわけです。

発音がおかしいんだから、当然アクセントもバラバラ。

 

「日本人相手に仕事してるので通じないのは困る」と言うのですが。

 

■ボランティア程度でどうにかなるのか?

「土日はいつも日本語教室に通ってます」というけど、無料のやつばかり。

 

正直、仕事で使うなら、きちんと発音練習からするような有料の教室に通った方が良い。とは思うものの、たぶん、予算的な問題で無理なんだろうなあ。

 

無い袖は振れない。だったら、できる範囲でやるしかない。

ただし、持ち出しは最小限で。身銭切って突っ込むのはなんか違うので。

 

というわけで、図書館で日本語の教え方の本を読んで、相手に合いそうなやり方をメモってきました。

 

来週はもうちょっと実用的な教え方ができるはず。たぶん。

 

■しかし。

運営の人は「日本語を教える人が足りない」っていうんだけど。

公式サイトは閉鎖してるし、応募しても返信は一週間後だったり、とコンタクトを取ろうとしただけで、火の車っぷりが分かるんですよね。

そりゃ、誰も関わろうとは思わないでしょう。

 

外国人っていくらでも来るし「困ってる人が減らない」「得もない」「達成感もない」という状況が続けば、ジリ貧でしょうに。

なんか、うまいことやる方法ってないのかなー。

   

そんな点も観察していきたいと思います。

 

日本語の教え方ABC―「どうやって教える?」にお答えします

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初心者向き すぐに役立つ日本語の教え方

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