つまんないものがあるんじゃなくて、
つまんない、としか感じられないだけ。
■アナと雪の女王、見てきました。
ディズニーアニメの良さって、色々あると思うんですけど、
個人的には、言い訳しなさそうな話作りが好きなんですよね。
「全年齢向け」で、誰が見てもいいですよ、としてあるのは、怖いシーンやエロいシーンがない、というレギュレーションの問題だけじゃなくて、「誰が見ても面白い、と思えるもんを作ってる」気がするんですよね。
まあ、勝手に思ってるだけなので、実は違うかもしれませんけど。
あとターゲットは、きちんと絞ってるとは思います。
でも、例えば、小さな女の子が憧れるような作品で、その子のお父さんが引率として映画館にやってきて付き合いで見たとしても、きっとそのお父さんにも「面白い」と思ってもらえる。
そんなことを考えながら、作ってる気がします。
■エンタメはそうでなきゃ。
といっても、趣味の問題ですけどね。
私は内輪受けがあまり好きではないので。
例えば、アニメなら、生まれて初めてアニメを見る人でも楽しめるものがいい。
「ファンタジーなら常識」とか「SFファンには受ける」とかじゃなくて。
初めてその世界に触れる人でも、楽しめるようなのがいいです。
だって、初めて触れる物語、絵本や童話の世界ってそうだったじゃないですか。
あの世界を受け継いでいきたいと思うなら、あの世界を作り出せるぐらいにならないといけないんだろうな。
そんな風に思います。
ああ、それにしてもディズニーはいいなあ。
■ただ、残念なのは。
日本語訳と歌手が素敵な劇中歌が、サントラには収録されてないということ。
ウォークマンに入れて聞きたいのになー。