行政も頼れず、身近な人間も頼れない時。
スタッフ教育の行き届いたサービスを使用できればいいけど、お金が無い時もある。
となれば、個人で個人を雇うしかない。
じゃあ、雇い方と注意の仕方をば。
■雇い方。
別にどんなルートでもいい。
家事なら「家事広場」とか個人マッチングサイトが色々ある。
別に2chとかでも問題ない。
基本的には募集して、実際に会ってみて互いの身分証をコピー取るのがいい。
身分証を提示するのを嫌がるようなら、スパッと見切りをつける。
女性の一人暮らしだろうが、誰にも秘密のお仕事だろうが、問答無用。
履歴書も提出せずに働かせてくれ、と言ってるようなもんだ。ろくなもんじゃない。
自分はよく学生を雇うけど、それは学生証があるからです。
住所氏名も書いてあるけど、なにより「所属」がハッキリしてる。
企業の場合は、名刺があることもあるけど、正直そんなもんいくらでも偽造できるので、自分はもらわない。それなら免許証のコピーでも同じ。
雇う金額については、相場もあるけど、相手の足元見て全然構わない。
(もちろん恨まれない程度にね)
例えば、家事代行サービスだと、有料サービスに頼めば1時間3千円ぐらいする。
雇う側はそれを「高い」と思うから払わないし。
雇われる側はそこからマージンを差っ引かれるのが嫌だから所属しない。
じゃあ、その間の金額で、となる。
基本的にはお互い納得づくの料金であれば問題ない。
ただ、「金払ってんだからやれよ」的な態度を取る社長は嫌われる。
報酬+チョコひとつでも飴玉いっこでも「気持ち」も一緒に払えば、気持ちよく働いてくれる、というものだったりします。
(通じない人もいるけどね)
■注意事項。
ほとんど、法律の範囲外です。
違法か合法かの取り決めすらされてません。
(今後、すごく需要の増える市場なんだけどね)
一応、サービスと料金の取引には当たるけど、報酬安いから一ヶ月や一年で合算しても、申告対象じゃなかったりするし、多少オーバーしてても税務署もスルーする程度の金額です。
その分、穴だらけです。
これで鍵預けて外出して、帰ってきてみたら家財一式が消えてなくなってた、ということになっても警察はあまり相手してくれないと思います。
だから、相手を見ます。
金持ってるか、収入が安定してるか。借金はないか。
変な恋人に引っかかってないか、宗教にはまってないか。
人間、ホントにやばい時は身分証なんてどうとでもしますから。
「明日、逃げます」って人の免許証を控えたって意味ないわけですよ。
だから、きちんと見る。全幅の信頼を寄せる、なんて絶対しない。
変なこと言い始めたら、すっぱり断る。
ただし、丁寧な仕事をしてくれたら感謝する。
きちんと感謝する。きちんと疑う。
この2つは両立できます。
といった所です。
■ちなみに。
自分とこのお手伝いさんも、今の人で7人目か8人目ぐらいです。
自分から断ったのもあるし、断られたのもあります。
まー、いろいろいます。人ですから。