そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

修行僧なわけじゃないけども。

ずいぶん前に古い友人に「相変わらず修行僧みたいなことしてますね」と言われて。

 

なるほど、自分の生活は修行僧っぽいのか、と思った覚えがあります。

でも、自分じゃあんまり修行してるつもりはないんですよ。

なりたい理想があって、そこに向かってるだけなので。

 

■なりたい理想とは。

将来的には学校になりたい。

教師とかじゃなくて、概念としての学校みたいなものに。

 

アジアだかアフリカだかで「少年少女のために図書館を作る」という活動をしてる国際的な団体がありまして。詳しくはこの本をどうぞ。

マイクロソフトでは出会えなかった天職

マイクロソフトでは出会えなかった天職

 

  

本の内容は、けっこう面白いです。自慢話が鼻につきますが、それさえ除けば、NPOの考え方とか結構ユニークでした。今だと割と普通かもしんないけど。

まあ、それはいいんですけど。

 

この「少年少女のために」という言葉の内、特に「少女のために」という点をジョン・ウッドさんは重視してまして。

何故かというと「少女は大人になって子どもを持った時に、自分が教わったことをそっくりそのまま子どもにも教える」というんですね。

だから、少女に教育の大切さを教えた方が効率的である、と。

 

自分もこれには同感なんですが、更に付け足すなら、男に教育を施すと、それを使って縄張り争いを始めるんですね。

んで、知識でも権力でも、力というものは強ければ強いほど、ケンカになった時の被害は広がりますので。

「暇な男はロクなことをしない」というのは昔から言われてることです。

 

■現実の問題として。

男にかぎらず、女性もそうなんですけど、学生って力を持て余してますよね。

それこそ、外を力いっぱい走ったり、勝てない相手におもいっきり挑戦したりすれば、きれいに発散できていいんですけどねえ。

そういうのは最近、流行らないようで、余った力で弱いものいじめをするのがトレンドのようです。

 

まあ、そういうスカポンタンはどうでもいいんですけど、問題はいじめられてる子ですよね。

そもそも、外界に出すと危険だから、ってんで学校という庇護下に置いてるのに、そこで攻撃されたら逃げ場がないわけですよ。

吹雪を避けてペンションに逃げ込んだら殺人鬼が混じってた、みたいなもんで。

 

名探偵とか、スーパーヒーローがいればいいんでしょうけどねえ。

 

■じゃあ、どうする。

エジソンこと、トーマス坊やになるしかないんじゃないですかね。

つまり、学校やめちゃって、母親や近所の人に勉強を教わる。

 

最近、参考書とか、たまに立ち読みしてるんですけどね。

今、33歳の自分が振り返ってみると、中学三年ぐらいまでの勉強なら、割となんとかなることが分かりました。

 

■教えるったって、その道のプロでもないのに。

教えるのに必要なのは『相手が悩んでる点を推理する』というごく初歩的なヒアリングスキルだけです。

自分はディレクション職なので、それほど、難しいこっちゃないです。

 

■で、それ、いつ始めるの?

さー?

子どもどころか、伴侶もおりませんからねえ。

ただ、自分がそうしたい、と思った時に、その能力がない、能力を鍛える時間はあったのにやってなかった、となると悔しいと思うので。

 

「子どもには、なるべくたくさんの選択肢を与えたい」

というのは、多くの親御さんが願うことだと思いますが。

 

自分は、その選択肢に「しんどいなら学校に通わなくていい」というのを含めたいんですよね。

そんだけです。