勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)
- 作者: 梅原大吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/26
- メディア: Kindle版
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ゲームは好きなんですけど、練習をしないので、基本的に下手です。
なので、ゲームをプレイするプロは、何をしてどういう結果を期待されて報酬が支払われてるかー、とかはぼんやり知ってるのですが、そもそも「それ仕事でして楽しいの?」という所はあんまりよく分かってません。
仕事だから、楽しい楽しくない、って次元とはやっぱり違うんだろうか。
そして、この梅原さんという方は、基本的にチャンピオンなんですね。
超強いんです。勝負事ですから負けることもありますし、チャレンジャーである場合ももちろんありますが、世間的には「番狂わせ!」というより「大本命!」みたいな見方をされます。
年齢も30を超えてるはずですが、反射神経で勝るはずの若い人にもちっとも負けません。本当に強い。
日頃、勝負から逃げまわってる自分などとは全く違う世界のお方です。
でも、この本の中で、練習方法について語ってることがありまして。
「練習中は対戦相手は想定しません。想定すると相手が変わった時に対応できないので、ただ上手くなるように練習します」
この言葉がもう本当に王者だな、って感じでかっこいいんですよね。
仕事を目の前にした時、ついつい「この仕事が片付けられるだけの知識とスキルがあればいいや」と思いがちなんですが。
それって「対戦相手を想定して練習してる」のと一緒なんじゃないかな、と思って、自重するようにしてます。
やー、自分も30代半ばになって、改めて思うんですけどね。
世の中の人たち、ってみんなそれぞれすごいわ。
背中丸める必要はないですけど、頭低くして生きていかなきゃいけませんね。
まあ、もともと身長低いんですけどね。なんつって。