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そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ディレクターのお仕事。

 

原因が自分じゃないところにあると無理な気がするんだけどどうやって効率あげればいいの?

ディレクターに関しては、一部のプロジェクトは直接お客さんとおれがやり取りするようになったから多少楽になった

っていうかいらないよね、ディレクターって職種

 

 

自分は、小さなチームのwebディレクターやってます。

 

まず「今現在、チームにはポンコツメンバーしかいないぜ!」という状態は割と珍しくない。

IT業界はどこも「戦力になる人手」が圧倒的に不足してて、「新卒のド新人」とか「技術に置いてかれた老兵」とか「専門学校の夜間コースに三ヶ月通っただけの元ネイルサロンの人」とかが、普通にいる。

あと「親の介護しながら」とか「幼児の世話があるから」みたいな理由で、深夜にしか働けない在宅ワーカーも、最近は増えた。今後はもっと増えるだろう。

 

その人たちに戦力外通告をして、上司に「もっと条件のいい人を!」って要求することは容易い。

でも、その要求通りにことが運ぶかといえば、そうではない。

 

だから、今できることをするしかない!

の前に、「今できること」を上司と顧客から承諾もらっておく必要がある。

 

例えば、

「新卒のド新人」は最新技術は知ってるけど、運用を知らない。

「技術に置いてかれた老兵」は運用は知ってるけど、最新技術を知らない。

なら、この二人はペアにして「1.5人」として数えるとか。

老兵はともかく、新人は経験積めば将来的には戦力になるのだから、新人研修と思って。

 

「1か月後までにバナー画像を300枚ほしい」という顧客の要求に対して、「元ネイルサロンの人」は、1日2枚作るのがやっとだから、とても間に合わない。

そういう時は「本当に1か月後までに300枚必要なのか」を顧客に確認する。窓口顧客に分からないなら、窓口の先にいる中の人にも確認してもらう。どういう事情で必要なのか、何か迂回路はないのか。

例えば「サイトのトップページで300枚のバナー画像が桜吹雪みたいに舞うアニメーションがあるから必要」とかなら、「30枚のバナー画像と、色違いを5種類、更に色を反転したバージョンを用意する。合計300種類」みたいな代案を出す。

これなら、バナー作成は30種類で済み、残りの270種類は色味調整だけとなる。

 

それでも工数が足りない場合は「そのさくら吹雪って、ユーザは何秒閲覧する想定ですか?その秒数で300種類全部見れますか?」とか意地悪なことも確認する。

 

スーパーコンピュータ開発事業を「世界2位じゃダメなんですか?」と問い詰めた某女史を笑えない。

 

■関係者一同、それぞれ根本的にゴールが違う。

ベンチャー企業とかだと「全員が一丸となって!」みたいな話があるそうだけど。

プロジェクトごとにチームを組んだり解散する場合は、「全員が一丸!」なんてことは、まずない。

 

早く帰宅したい人。

技術スキルをアップさせたい人。

ネイルサロンを開く資金を稼ぎたい人。

良いサービスをユーザに提供したい人。

上司に怒られたくない人。

さくら吹雪を派手にしたい人。

開発資金をケチりたい人。

開発資金をぶんどりたい人。

プロジェクトを早く終わらせたい人。

長引かせたい人。

 

いろんなゴールがあり、どれもが当人にとっては正解だ。

だから、ほっとけば、みんな「私が正しい!」となって、譲らなくなる。

 

そこの間に入って「そこをなんとか!」と調整していくのも、ディレクターの仕事だと思ってる。

そして「そこをなんとか!」と言う時は、「その方が幸せになる人が増える」を前提にして、言いたい。

 

そういう時ばかりではないけどね。