そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

俺とお前と男と女。

ハタチぐらいの頃は、「男たるもの」という価値観が私にあった。
でも、その後「なぜ、私は男なのだ」と疑問が浮かんだ。
二十代の自分には、それを考えるだけの時間が有り余っていたので、ずっと考えた。
男とは、女とは、私とは、人とは、生き物とは。
頭が悪いなりに考えた。
 
そして、ひとつの答えが出た。
 
私とあなたは違う。
 
結論を一言で書くとこうなる。当たり前の話だ。
でも、割と通じない話だと思ってる。
 
青いユニフォームのサッカーチームがアメリカチームと戦う時「がんばれニッポン」と言う。
けれど、私とあなたは違うのだ。
私の「がんばれ」と、あなたの「がんばれ」は違うものだ。
それを強引に『がんばれ』というワードでつなぐ。
あれがお祭りだから、そういうゆるい感覚でも許されるのだろう。
 
ある人が「デートしましょう」と誘い、ある人が「いいですよ、デートしましょう」と応えたとする。
それは同じj『デート』だろうか。
これが違うことによるトラブルは、古今東西てんこ盛りある。
 
私とあなたは違う。
 
世代も性別も苗字も生まれた場所も肌の色も、関係なくて。
 
ただ、私とあなたは違う。
ただただ、私とあなたは違う。
 
友好関係を保っていくだけなら、それだけでいいし、それ以上いらない。