4月も中旬を過ぎて、あちこちで「新人さんが辞めてった」という話を耳にします。
「仕事がきつかったのだろうか」や「上司がひどいことを言ったからか」などなどの反省の声も聞こえますし、「ふざけんな、ゆとりめ」という罵詈雑言も聞こえてきます。
これは、自分が新卒や、新しく来た人を見てきて思ってることなんですけどね。
人が逃げるのは環境がきついからじゃないです。
味方がいないからです。
一応、マネジメントとしては「必ず期限を伝える」という鉄則があります。
辛くてもきつくても「ここまで頑張れば、次の段階に進めるから」と伝えれば、頑張りやすくなります。
もちろん、これが「10年後」とか「部長が定年退職したら」とかだと逆効果なんですけどね。もうちょっと現実的な、ぶらさがってる人参が見えるぐらいの未来でお願いします。
でも、それ以上に、味方がいない、というのはキツイです。
しんどい時に「しんどいねー」って言える相手がいるだけで、けっこう頑張れます。
ほんとね。
自分からすると、なんで人事とか総務って、こんな基本的なことも知らずに新人をほいほい雇って、ほいほい辞めさせるんだろうなー、と不思議で仕方ないです。