ネトフリのFYREのドキュメント番組を見た。
内容は予告動画の通り、ほぼほぼこの内容。
自分が気になったのはインフルエンサーやモデルが謝罪する騒動になった点。
お金もらってバハマ島リゾートに誘われて「宣伝用の映像作りに協力してくれ」と言われて、派手なパーティーして楽しんで、写真をSNSにあげた。
インフルエンサーマーケティングとしては、ただのお仕事だ。
化粧品会社からお金をもらって「新作コスメ使ってみた」と投稿するのとなんら変わらない。
(最近は「PRです」「提供案件です」など企業広告であることを伝えるケースが多いけど、それだって自主的なルールだ)
ところが、イベントが当日になって中止になり、お客さんも集団訴訟を起こす騒ぎになったので、インフルエンサーが「知らなかったとはいえ加担してしまった」と謝罪した。
じゃあ、日頃やってる誇張のお仕事と、嘘の差ってなんなんでしょうね。
例えば、テレビで食べ物が出てくるとタレントさんが食べて、必ず「おいしい」て言うわけですよ。
それを見て、買って食った人が「まずっ!」と思った時、それってどうなんでしょうね。
製品でも、例えばクラウドファインディングとかで作る場合は、モノがなくて「これから作りますけどイメージはこんなん」て企画にお金を払うわけで。
当然、仕上がりは思ったものは違うわけです。
それを許容してお金払うんだけども、中には「なんやこれ」と思うものもあるわけです。
一応、契約で「全然ダメでも返金はしないよ」とされてるので、泣き寝入りして、企画者の名前覚えて二度と関わるものか、と思うわけですけども。
多分、そんなのは、FYREでもされてたはずで。
誇張と嘘の差って、なんなんでしょうね。