そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ホーリーランド14巻


ホーリーランド 14 (ジェッツコミックス)

ホーリーランド 14 (ジェッツコミックス)


「暴力反対」という言葉を聞く度に思う。なんて暴力的な言葉だろう。


「暴力はいけません」


そんな寝言を信じる優しい子供は殴られ、うつむき耐える。


「暴力はいけません」


そんな事を言うのなら、殴られない世界を作れ。
世界を作ろうともせずに、簡単に、まるで言えば願いが叶うかのように言うな。


もしも言葉が通じないなら、殴ったり蹴ったりという行為も必要になる。
それは悪いことかもしれないけれど、必要な事。


我慢して我慢して、最後には薬を飲んだり、手首を切ったりするのなら、
誰かを殴ってやり過ごしてほしいなあ、と思う。


生きてれば殴った事を謝る機会はいくらでもあるから。
生きてれば「あん時は」と思い出話にする事も出来るから。



死にたがる人に言いたい。


もっと自由に生きればいい。
家族なんて捨ててもいい。
子供だって捨ててもいい。
殺すよりよっぽどいい。


誰かの命を奪ったり、自分の命を奪ったりしなければそれでいい。
それに比べれば、殴る蹴るなんてのは、とても軽いものだと思う。


もし、すでに誰かの命を奪ったのなら、それもいつか許される日がくるから。
別の世界になんて行かなくてもいい。ここにいればいい。


まあ、無責任な言葉なんだけどね。
出来れば、生きてください。