そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

不安を煽るものから距離をおく

古今東西

歴史をさかのぼってもさかのぼらなくても

人類史は争いばかりである

 

争いは当事者じゃなくても

その火種がこっちに飛び火しないかと不安になる

そうして人は危ないことから距離をおく

 

しかし距離をおいている人を追いかけてきて

「まだ危ないよー!どうなるかわかんないよー!」

と煽る存在がある

これは特定個人であることもあるけど

そういう仕組みで動いてる組織なんかもそう

 

「都会の夜は危ないからね」と助言する老婆は善意で言っている

「東京都で事件が発生しました」と告げるテレビ番組は使命感で言っている

よかれと思って言っている

 

でもそういう助言自体が不安になる

疲れている時なんかはとくに

 

今日か明日

あるいは一年後にのっぴきならない状況になるのか

ならないのだとしたら

いったん距離をおいてみる

 

少し離れて

自分よりドタバタする人たちを眺めれば

少し落ち着く

 

落ち着いたらまた戻ればよい

心の旅行みたいなものだ

 

そんなときにちょうどいいのが物語である

物語は心をここじゃないどこかへ連れて行ってくれる

小説でも映画でも漫画でもドラマでもなんでもいい

 

物語を作るのもいい

5・7・5の文字に季語を加えれば物語になる

丸を描いて丸の中に3つの点を打てばキャラクターの顔になる

そのキャラクターはどういう人だろうか

 

心の旅行を楽しもう

いつか戻ってくるために。