そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

公私の線引きを強制しないとダメな人が多すぎる


以前、知り合ったガンガン稼ぐタイプの実業家は、非常に下半身が自由なタイプの男性でした。
一応、妻と子供がいるのでたまの休日には家族サービスをするらしいけど、そうでない時は、仕事してるか、仕事中だけど女と過ごしてるかのどちらか。


女と過ごすというのも「映画用」「政治評論用」「酒飲み用」「濃厚なホテル用」などなど、色んな女性がいて、それぞれ使い分けてた。


映画を知らない人と見るよりも、映画を知ってる人と見る方が、入ってくる情報はケタ違いに多くなる。
それを利用して、少ない時間でより多くの知識を仕入れるんだそうな。
そこから引っ張ってきて、雇ったりもするみたいだけど同僚もオエライさんも何も言わないらしい。


何故ならそれで会社の業績が上がってるから。
実際、雇われた女性は、オフの時こそ甘えたりするそうだけど、仕事中はピシッと人一倍仕事をする。
そのおかげで「あんなすごい女性を飼いならす男」と評価が上がり、より一層、部下がついていきやすくなる。


器用な生き方だな、と思うと同時に不器用でもあるなと思ったりもするが、それはまた別の話。
良い公私混同の例だとは思う。


でもこんな例は稀です。


自分の近くにもいるんですが、店長とバイトの不倫関係だと最悪。
色恋は個人の自由だし、不倫も世間的には悪いだろうけど自分はどうも思わない。
でも、それを職場に持ち込まれちゃ困る。


客の前でも平気でイチャつき「仲のいい夫婦ね」と言われ、能天気に笑ったりしてる。
周りの店からは「売る気がないなら、店を開けるな」と苦情がくる始末。
会社の世間体とイメージはガッタガタ。


「公私混同してもいいぐらいに人間として成熟したスタッフを教育し、雇用する」という理想はもっともだし、そこを目指すのは良い事だと思う。
でも、現実にはそんな人間は稀であり、そもそも成熟したがらないので成熟しないという人がほとんどで、そういった人たちに「公私混同してもいいよ」という風潮の中で過ごさせると、非常にマイナス面の多い話になります。


公私混同というテーマだったので、最も人間が好み、嫌う色恋をネタに話してみた。


まあ、経営者としては、数字出してもらえば、何してても大抵アリなんだけどね。
社内恋愛でドロまみれになってる人って、大抵、数字落とすから。
自分の場合、速攻で解雇候補に名前を挙げますよ。だって、腐ったみかんだもんアレ。