そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

器用貧乏につきまとう5個ぐらいの注意事項。

自分は器用貧乏である。と思う。
なんで、こんな雑多な仕事をしてるかと言えば「他にする人がいないから」の一言に尽きる。
そして、多少の不足はあるものの、こなせてしまうのだから次から次へと仕事は増える。
仕方がないから、マニュアル化して渡せるもんは全部他の人に渡しまくる。
その「他にする人がいないから」な仕事も去年あたりから大分減ってきたので、ようやくお役御免という事で退職できる今日この頃である(最近ヒマです)


さて、そんな自分が仕事をする上で気をつけている事を並べてみた。


★いいトコ取りをしない。
器用な人は時折、部署や専門を飛び越えて仕事をする。
でも、意識せずに仕事をするとついつい自分の好きな仕事ばかりしてしまう。
「他にする人がいない仕事」は「今この仕事で手一杯」と言えば割と簡単に断る事が出来る。
しかし、それは部署や専門でやってる人にとっては「いいトコ取り」に見える。
たまにはイライラを噛み殺す仕事もせねばなるまい。


★喜びは表に、怒りは裏に。
器用貧乏な人は、あちこちうろつくので暗い顔よりは明るい顔の方がいい。
明るい表情は、表情筋という筋肉の問題なので練習すれば慣れます。
嬉しい時は明るく振舞う。
「すごい!」「さすが!」等の褒め言葉は惜しみなく使う。もちろん本心で。
そんな元気がない時は甘いものを配れ。周りのエネルギーを回復させて分けてもらう。
腹たった時はコーヒーで流し込め。
どうしても我慢出来ないようなら「ボヤキなんですけど」と前置きして上司に話せ。
上司に腹たった場合は。。。胃潰瘍に注意しよう!


★ヒマそうに振舞う。
余裕がない時はゼヒゼヒハアハアとなっても仕方ないと思うけど、普段からソレだと気の毒になるので誰も仕事を頼んでくれなくなる。
「他にする人がいない仕事」は見方を変えれば「しなくても誰も困らなさそうに見える仕事」だったりする。
それでは気づいた時には手遅れという事もあるので早めに手はうっときたい。
ヒマそうに振舞えば「今、ヒマ?」と言いながら雑事が舞い込んでくる。
毎日コーヒー買うついでに社内一周ぐらいはしときたい(大手で働いた事の無い人の言う事)


★世間話ぐらい出来るようになる。
「他にする人がいない仕事」は、自分じゃ手に負えない仕事も引き受ける場合も多々あります。
そんな時は他の人の知恵や技術を借りなきゃいかんので、その程度の関係は作っといた方が楽です。
っていうか、同じ社内にいて喋らない人がいる、てのは単純に損ですよ。
ドラクエで言えば『仲間になりたそうにこちらを見ている』モンスターに全部『いいえ』とつきつけるようなもんですからね。仲間にしたトコで損はないです。
まあ、自分も苦手な人には話しかけずに済む方法考えるけどさ。


★「あー、もうしーらね」と思うことがあってもしょうがない。
人間だもの。
専門家じゃないから社内評価は低めだし、その割にやってる仕事量は多いし、工業用ロボットじゃないんだから、不平不満もあるしやりきれない事もありますよ。
やってらんねー、って思ってもしょうがない。
しょうがないけど、他にやる人いないってんだからしょうがない。俺がやるしか。
まあ、あーだこーだしてる内に終わります。多分。