そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

プロの心構えが結構好きなんですが。


医者の「いつ患者がきてもいいように深酒しない」とか。
服屋の「いつ客に見られてもいいように服に妥協はしない」とか。
板前の「包丁だけは必ず自分の手で研ぐ」とか。


まあ、そういう話を聞くのが好きなんですよ。あと職業病の話とかもね。
反対に言えば、そういう心構えのない人が「プロでござい」とでかい面してる、ってーのが割と嫌い。


んで、今日行った美容院がまさにその典型でして。
爪が長いんですよ。
ちょっと手入れを怠ってる、とかそういうレベルじゃなくて(それも許せんけどな)普通に爪が長い。しかもデコレーションしてる。


顔見せした時には「つけ爪かなー」と思ってたんですよ。
んでカットしてる間はメガネ外すから全然見えなくて気にならなかったわけで。
でも、シャンプーの時に耳の裏にザスザス何か硬いものが刺さってて「あれ? もしかして爪。。。」と疑いを持ちまして。
「はい、顔ふいてください」とタオルを渡してきた手を見て、ああ、やっぱり、と。


んで、さっき帰ってきてワックス落とす為にシャワー入ったら、ピンク色のお湯が足元にダバーっと。
案の定、髪染液がきちんと洗えてなかったんですね。


うーん、テレビ取材も来るとかなんとか話が聞こえてましたけど、少なくとも自分は二度と行かない。


「今日当たった人が、たまたまそういう人だっただけ」という気もしますが、それならそれで「そういう基本的なことを教えられる人がいない」ってことでもありますからねえ。


ノムさんのタイガース話で。

野球の野村克也監督が著書「野村ノート」で言ってた話で。
「タイガースは勝てば選手の活躍で、負ければ監督の采配だと言われる。それはそれで正しい一面だが、ファンがそれを真に受けて、ミスをした選手にまで『お前は悪くない』と揃って言うもんだから、選手が一向に育たない」
(うろ覚え)


当時弱かったタイガースの監督になった時の話を、そんな風に語ってまして。
客の質って、サービスを提供する人間の成長には重要だよなー、と思ったわけです。
ちなみに、その後、野村監督は「俺はファンの声を遮れるほど声の大きいタイプじゃないから」と、タイガースに星野監督を勧めたそうです。


■知らない人のテキストによる冗談はつい信じてしまう。

テキストだから、言葉の微妙なニュアンスが分かりにくくてギャグで言ってんのか、マジで言ってんのか分からない。


昨日、ときめき急募で応募させてもらった人が「ニューヨークに行ってきます」とツイートしていたので、そんな急に海外出張だか旅行だかをする人なのか! すげえグローバルだ。
キャリアウーマンっぽい! あと、都合よく使われる女っぽい!


と思いつつ「ニューヨークはまだ寒いそうですから体に気をつけて」と返信したら、一時間後に「帰ってきました。サッパリしました」と。


どうだい、ニューヨークと入浴をかけた彼女一級のギャグだったんだよ! 最高だろボブ!