「女子力高そう。っていうか高いよね」
と職場の女性に言われた。
その時は、焼肉屋さんで皆の分の肉を焼いてる最中だった。
別に焼肉奉行というわけでもなく、メンツ的に下っ端のオレが焼いた方がいいか、という空気だっただけで。
それが女子力なのだろうか。
よく分からない。
ただ、もう一人いた男は、肉を焼く際にまとめてガッと焼いて「あれ？これオレの分でしたっけ」とか言いながら、肉を焦がしていた。
あれが男子力だとするなら、確かに自分には無い。
■ちなみに肉の味は。
神戸牛という触れ込みで、実際は但馬牛だったわけですが。
（関東圏で但馬つっても通じねえもんな）
なんか「素材の味を活かして」というタイプの店だったようで、個人的にはイマイチだった。
考えてみりゃ分かるけど、都会と田舎なら、田舎のメシの方がウマいのは万国共通である。
何故なら、田舎は素材が良いからです。素材に塩コショウ振って焼くだけで充分うまい。
んで、東京は田舎者の集まりだし、自分も田舎者だ。
素材の味で勝負すれば、当然、田舎の味と比べるに決まっとろう。
都会ならではの味を見つけねばなー。
■というわけで、晩飯にちゃんぽん麺とカキフライをいただいた。
鮮度の落ちた野菜を炒めてトンコツスープで軽く煮て、麺を入れて更に煮こんだちゃんぽん麺。
生まれた時からカキフライじゃなかろうか、と思えるぐらい形の揃ったカキフライ。
全国どこでも食べられるけど、割とこれって都会の味だよなー、と思った。
たまに食うとうまい。
