そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

小説の書き方、勉強中。

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編

今日届いたんで、読んでます。
「面白いかどうかは話の切実さによる」って理屈はすごい分かりやすい。
切実だから話に引き込まれるし、ピンチにハラハラするし、ハッピーエンドになればホッとする。
思えば、自分の作品でも人気がないのや、自分で「いまいちだなー」と思うのは、切実さが足りないや。
読みながら書こうと思ってたけど、一旦、ガーっと読んじゃってから書いた方がいい気がする。
というわけで、読みます。ガーっと。


スーフィーがちょっといい。

スーフィーの物語―ダルヴィーシュの伝承 (mind books)

スーフィーの物語―ダルヴィーシュの伝承 (mind books)

風呂貯めてる時間とか、スパゲティ茹でてる間とか。
なんかこう「ちょっとした時間」に一話ずつ読めるのがいい。
スーフィーってのは、ざっくりと誤解を恐れずに言うとイスラムの寓話集。


例えばこんな話がある(一応、自分のリライトです)

池に漁師がやってきた。
 賢い魚は「この池には死んだ魚(≒価値がない)しかいないよ」と示す為に、水から飛び出て漁師の足元へ転がり、息をとめた。漁師は「なんだ死んだ魚か」と魚を池へと投げた。賢い魚はシメシメと溝に潜った。
 少し賢い魚はその話を聞いて「じゃあ、おれも!」と水から飛び出た。でも、息を止めていなかった為「お、生きた魚が飛び出てきた」と漁師につかまりビクに入れられた。欲の出た漁師が「他にも飛び出てこないか」と水面を覗いている間に、少し賢い魚は池と逃げた。
 頭の悪い魚は、他の二匹から何度も話を聞いて、漁師のもとへと飛び出た。息もきちんと止めた。漁師は「とにかく捕まえて逃がさないようにしよう」と頭の悪い魚をつかまえてビクに入れて蓋をした。漁師は池に網を何度も投げ入れたが、他の二匹は隠れていた為、何も捕まえられなかった。
 諦めた漁師がビクの蓋を開けると死んだ魚が入っていたので、猫のエサにでもしようと持って帰った。 

イスラムの若い人たちは電気のない夜にこういう話を聞かされて、考えるんだそうな。
「理解できないやつは、騙されて死ぬしかない」というある意味、世界一怖い受験勉強。
間違いはあるけれど、正解はない。


ペニーオークションが必死になってきた。

例の入札コイン式のオークションの類似サイト(多分、運営母体は全部同じトコ)がmixiのコミュにスパムスレ立てまくってる。
もともと「怪しくね?」「限りなく黒に近いグレー」という評判だったのに、いまや完全に黒になっちゃった。
消費者センターも「利用しないで」ってハッキリ名言しちゃってるしなあ。
にも関わらず、落札金額見るといまだに引っかかる人がいるみたいで世の中コワイネ。