そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

33歳になって考える。

 
そろそろ遊んでばかりもいられないなあ、と。
 
正社員雇用のリミットは35歳だそうなので、もう2年切っちゃってるわけですよ。派遣でフラフラしてられるのもあと少し。
 
人生考えるなら今しかない、とこれまた人生何度目か分からないぐらいに考え始める今日このごろです。
(だいたいロクな結論に達しない)
 
■小説はどうした。
 
書いてます。
書いてるけど、超遅い。
 
一週間に5枚とか、多くて10枚とかそんな速度。
 
全然腰が落ち着かんのですよ。
おかげで「何してんだろうなあオレ」と割と反省の多い毎日を送ってて、気分もローです。
 
反動で、髪の毛を明るくしたりして、職場の人に「チャラい!」って文句言われたりして。「ギャルの彼女ができたんでしょ」とか言われたりして。
 
ギャルの人はギャルの人で、いろいろと繊細な部分もあったりして、良いものなんですよ!
(なんの弁護だ)
 
■頑張ってる人って頑張ってるよねえ。
 
知り合いの24歳ぐらいの女子がね。
職場でも2年目で少しずつ難易度の高い仕事を任されはじめた頃なんですけどね。
 
それと平行して、同人活動やってるみたいでして。
 
ここ数ヶ月は「ずっと締め切りに追われてるんです」ってぼやいたり、毎日明け方まで作業して、睡眠時間をギリギリまで削って本を作ってるらしいんですよ。
その上で、栄養ドリンク飲みながら、きちんと仕事もこなす。
 
なんか、そういうの見ると「ああ、オレは全然真剣味が足りないなあ」とか思うわけです。
こう「是が非でも小説書く!」みたいな必死さが足りない。
 
毎日、弁当作って持って行って「うん、今日もよく作った。えらいぞ自分」とか自分で自分を褒めてる。えらくねえよ。
 
■そういや、某漫画家の先生も言ってたなあ。
 
「私がデビュー作の連載を始めた時、ちょうど子育て真っ最中だったんです。おむつ代稼ぐのに、とにかく必死でした」
 
こういう話聞くと、単純に羨ましくなる。
だって、作品や収入以前に、人間性を認めてくれる人がいたってことで、それはすごく羨ましい。
 
■自分には、そういうのがない。
 
小説をぺちぺち書いてるのは、もちろん「売れるため」だし、完成さえすれば売れる自信はある。そういうものを今、書いてる。
 
でも、そこまでして、なんになるんだろうなあ、とぼんやり考える。
 
金が手に入る。
そうすれば、女性も寄ってくる。
でも、きっと自分はそんなタイミングで寄ってくる女性を片っ端から「金目当て」と決めつけて、遠ざけてしまう。
 
余計に一人の時間が長くなる。
それって幸せなんだろうか。
 
■取らぬたぬきの皮算用。
 
それは分かってる。
売れるかどうかなんて、時の運だし、「自分だけは違う」って感覚も、それこそ何度目の失敗フラグだよ、と言いたいぐらいだ。
 
でも、考えてしまう。
 
お金がない時に知り合った人って、今でも話してて楽しいんだよなあ。