そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

富の総量。


島国さんとこで「富の総量が決まっている」という前提が否定されててビックリした。
(誤解を招きそうなので追記。島国さんの「富の総量が決まっている」という発言に対して噛み付いた人がいる)


地球上の使える土地の量は決まっているし、宇宙に出たって星の数は無限ではない。
分け与えられる土地は有限であり、その土地を利用して得られる食料、資材も有限である。
つまり、地球全体、宇宙全体から得られる富の量は有限である。


貨幣制度で、あたかも無限に富が湧き出るかのように錯覚している人がいるようだけれど。
例えば、地球上の全ての貨幣を集めたら100万円だった、として。
これが1000万円に増えました、と言っても、貨幣価値が10%に落ちてるだけなんよな。


だって、その貨幣で交換できる物品が有限なんだもの。
つまり、富も有限であるし、総量は地球環境に左右されるけれど、有限である事には変わりがない。


この富の総量を増やせるとすれば植物の品種改良や、資材の効率的な運用方法、あとは政府が大好きなエコとかかな。
どれにしろ、否定してる人たちの言う経済学や政治、法律とはあまり関係がないと思うんだけどなあ。