※気分のままに書いてます。不快になったらごめんなさい。
そもそも、このご時世に臭い物に蓋、って都合悪すぎだろ。
ネット開けばいくらでも出会い系やら違法サイトやら見れるし、それは子供たちの会話の中に当たり前に出てくるんですよ。
フィルタリングをしても、そのフィルタリングを抜ける方法が子供たちの間で広まる。
じゃあ、どうするべきか。
んなもん親や大人が「それはいけないことなんだよ」と教えるのが第一じゃねえの？
無菌状態の田舎から都会の大学に出て、ダマされるなんて定番じゃねえかよー。
ましてや大都会東京を無菌状態にしたら、悪い人にとっちゃカモが下味つけて歩いてるようなもんじゃないですか。
「世の中には色んな人がいて、中には悪い人もいる」って教えることは教育上良い事だし、そんなの全てのケースを親だけで教えられるわけないじゃんよー。
中学生になった男子が女子じゃなくて男子を好きになったらどうすんだよ。
若いグラビアアイドルじゃなくてシワだらけのおばさんに興奮するようになったらどうすんだよ。
親だけの知識で対応できんのか。
「あなたはおかしい」と言わずに受け止める事が出来るのか。
漫画の多種多様な表現ってのは、それらをひっくるめて全部受け止めてきたんだよ。
だから、世界中で愛されてんじゃねえかよ。
過激な表現については話しあえばいい。
何故、話しあおうとしないのか。テーブルにつこうとすらしないのか。
それが話しにくいことだと思ってるからでしょ。
「パンチラはOKだけど、おっぱいの乳首はアウト」って口に出せないからでしょ。じゃあ、子供がそれに興味持ったらどうすんのさ。
「そんな話をしてはいけません」って言うのか。
「そんなことを考えてはいけません」って言うのか。
『子供の無限の可能性を守る為』って、それは『大人にとって都合のいい子供の可能性を守る為』だろうがよ。
じゃあ、いい子ちゃんになれない子はどうすればいい。
「自分はおかしいのかもしれない」と部屋の隅で震える子供にどう応える。
他人に嫌われることなんて大したことないんだよ。
一番怖いのは、自分で自分が嫌いになることだ！
子供は親の一言で、簡単に自分を嫌いになるぞ。そうなったらどうする？
公共広告機構が言うみたいに抱きしめて解決した気になるか？
今度は「自分は親を悩ませる悪い子だ」って思うようになるぞ。どうすんだよ。
その子自身の悩みは、その子自身が解決しなければ前に進めなくなるぞ。親は一生その子に付いて回ることは不可能だ。
自分を認めてくれる人が世界に一人いれば、救われるんだよ。
でも、そんなやつに出会うまで、何年かかる？ 何十年、膝をかかえればいいんだ？
くっだらない漫画を読んで「ああ、俺よりひどいやつがいるな」って安堵する気持ちを知ってんのか。「でも、こいつは俺よりがんばってるな」って励まされて布団の中でうれし泣きする気持ちが分かんのか。
「苦しいのは俺だけじゃねえな」って世界が色づいていく瞬間を体験したことがあんのか。
いったい、何人の、何万人の、何十万人の「かわいそうな子供」を産み出したら気が済むんだよ。
そんな子いねえよ！ そんなの大人が言うだけだ。
ただ、全員かわいいとは言わねえ。
俺にだって嫌いなやつはいるし、俺を嫌いなやつだっている。
でも、そいつがどこか俺の知らないとこで楽しく生きることを俺は否定しないし、俺のことだってほっといてくれ。
まあ、内心「タンスに小指ぶつけろ」とか思ってるけど、せいぜいそれぐらいだ。そいつにだって家族や友人がいることを知ってるからな。
愛を教えたいのなら、まずお前が愛せよ、この世界のありのままを！
