例の事業仕分けを見ながら「いいなあ、アレ」って思うんですよね。
数字的にデジタルに見て成果が見えない、目標もよく分からない「じゃあ、解体という事で」って結論を出される。
いいなあ、アレ。
だって、解体してしまえば「以前のやり方の方が安定していた」とかぬかすご老人の方々も全部バッサリ首切れるわけですよ。
一から作り直そうと思えば、それは大変な労力だろうけど今度は「作る」だけに集中できますから、今までみたいに年寄りの機嫌伺いとかしなくていいわけです。
いいなあ、アレ。
そりゃもちろん、一から作り直す際に、はじかれる人はいますし、その人にとっては路頭に迷わされただけで、全然よくないやり方だとは思うんですよ。
人道的に言うなれば「全員が幸せになる方法を探すべきだ」って話になると思うんですよ。
でもね。
自分の経験上、そういう「人道的」な話をする人に限って、実務をさっぱりやらなかったりするわけですよ。
「わしは偉いんだから、偉いんだ」みたいな意味不明の高い地位から「あー、チミチミ。かわいそうだから皆が幸せになるように手配してやってくれ」と命令してくるんですよ。まず、前提として「自分以外の誰かがかわいそうなことになるだろう」ってのがあるわけで。
そういうのが、一気にお上の命令で無くなるわけです（お上の命令で働いてたんだけどね）
いいなあ、アレ。
まあ、個人的には、誰が政権とっても「お金がない」「お金がない」で話が進まなかったんだから、現政権には泥をかぶってもらって、次政権にたくしたいとこですね。
（ひどい事を言ってる）
