初ランニングした。

　
土曜に道具が届いたので、日曜早朝にやってみた。
　
槇原を聞きながら40分程度の予定が、道に迷って1時間半。
しかも、町内をぐるーっと一周してるつもりが、ものすごい近所をウロウロしてただけだった、っていう。
　
昔ながらの住宅街って迷路よね。
　
せっかくの和光市なのだし、ホンダの敷地をぐるぐる回るだけでも良いかもしんない。
道も景色も良くて、ちょっとずるいのよねホンダは。
　
。。。敷地内走らせてくんないかな（ムリをいうな）
　
■ちなみに。
　
日曜早朝なんて書くと、えらい健康そうに聞こえるけれど。
夜通しファミレスで原稿書いた後なので、どちらかといえば「寝る前」だ。
　
■走るというより、体を揺らすが近いのかな。
　
全身の筋肉を揺らす。
走る速度はものすっごい遅い。
チワワの散歩の方がナンボか早いぐらい。
　
そのぐらいのペースで走れば、足もそれほど痛くならない。
呼吸もほとんど乱れないから、長時間、走り続けられる。
　
それでも自宅に戻ってきたら足がガクガクブルブルでしたけどね。
　
■行動分析、というか動物の本能として。
　
「将来の約束」にそれほどお得感を感じない、というのがある。
　
例えば「週3回のランニングを続ければ1年後には驚くほどスタイルが良くなる！」と言われて頑張れる女性は少ない。
　
「深夜のジャンクフードをやめれば、寿命が3年伸びるぜ！」と言われても、男どもは残業帰りにコンビニに寄る。
　
そんな将来の約束よりも、目先の「うまいもんを食う」方が幸せになれるんだ。
理由としては、おそらく安定したメシと屋根のある生活に、人類はまだ慣れてないのだろう。もっと簡単に「あ」という間に死んでしまう生活の方が、ずっとずっと長かったのだから仕方ない。
　
だから、何かを始めたいなら、遠くの目標よりも、もっと目先にお得感を見つけた方がいい。
「一年後に痩せられる」よりも、「何回か走ったら自分にご褒美」の方が続けやすい。
　
人間て、割と単純に出来てるんですよ。
ただ、その単純さを自分で理解することができる、というのが人間の強みだと個人的には思います。
　
■そういや、晩婚化も説明がつくなあ。
　
男女間で行える色んなアレコレが、今は結婚しなくても出来るようになったから、改めて結婚するメリットがないのよね。
　
「毎朝、味噌汁を作ってくれ！」
「じゃあ、同棲しよっか」
　
「50年後の君も今と変わらず愛している！」
「だったら結婚しなくてもよくね？」
　
残ってるのはせいぜい「同じ墓に入ってくれ」だけど、これにお得感を感じる価値観が理解できない。
　
といったところで、ふと思い出した。

結婚しようよ 1 恋と仕事と男と女 (BIG SPIRITS COMICS)

結婚したがる男と、「なんで？」と疑問を持つ女のラブストーリー。
　
久々に読みたいなー。
Kindleストアに電子版が転がってるなー！　ぐあー、悩む。
　
■ちなみに２。
　
めんどくさいルールを守らせるために罰則を作る、というのは、同じ理由でダメ。
目先の罰則が怖いからルールを守るけれど、そのうち「ルールが存在しない組織に属した方が手っ取り早い」という『超目先』に誰も彼もが気づくから。
　
■今日の猫。
　
作業用の椅子についている座面の高さを上げ下げするレバー。
そのレバーに猫の噛み跡がいっぱいついていた。
こんなプラスチックのレバーのなにがいいのか。