そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

誰かが、見ている。一話感想(ネタバレあり)

誰かが、見ている 予告編

誰かが、見ている 予告編

  • メディア: Prime Video
 

1話を見た。2話目は時間があったら見ようと思ってるけど、優先順位的にはかなり低め。

香取慎吾扮する主人公を中心に、『普通の人』達がおかしな日常を繰り広げるコメディ。脚本は三谷幸喜

自分はあまり楽しめなかった。

 

というわけで、微妙だった所を書いてみる。

 

■真面目かふざけてるのか分からない。

これに尽きる。

 

冒頭で、交通整理のバイトをする香取慎吾が、コオロギが袖から服の中に入ったことで、最終的に指示棒をグルングルン振り回して車を誘導して交通事故を起こしちゃう、というシーンがある。

コオロギが服の中に入ってなぜグルングルンになるのかは分からないけれど、そういうコミカルな世界観なのだ、と思うようにした。

(と考えてる時点で、自分にはあまり刺さってない)

 

そして、全体的にこのコミカルさで、進行していく。

だけど、途中で、ガムテープのシーンがある。ここで引っかかってしまった。

 

ガムテープのシーンでは、動作が激しくずっとテンション高めの主人公が、テンション高いまま、ガムテープを両手でビーッと引き出して「出しすぎた」と戻す。

このテンション高い世界に合うのは「ビーッと引き出した」方だと思ったのだ。

「出しすぎた」は急に冷静になりすぎてる気がした。

 

また、のぞき穴を隠そうとする隣人が、妻には隠し通せたのに、娘に隠し通せなかったのも、よくわからなかった。とっさの隠し方としてはどちらも似たようなものだと思ったのだ。

この『なぜ見つかったのか』が納得いかないままなので、引っかかってしまった。

「子どもって親の隠し事を見抜きますよね」みたいな話であれば分かるんだけど、そういう演出もなく。

 

面白い点はいくつかあるんだけど、視聴後の「あれはなぜだ」が結構残ってしまって、あまり気持ちよくなかった。

 

これは第一話だからなのだろうか。今後、良くなっていくんだろうか。

うーん、舞台だとすれば初日の出来がコレ、ってことだもんなあ。

しかし、配信番組で不出来なものをわざわざ流すかなあ。

 

うーん、よし、二話目も見よう。