そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ブランドまんじゅう問題。


とある温泉街に『ここの温泉なら、この饅頭!』という名物饅頭がある。
仮に『ピヨコ饅頭』と名付けましょう。
年に一度のピヨコ祭にちなんだピヨコ饅頭は、祭と温泉の人気にあやかって結構な人気だそうな。
けれどピヨコ饅頭を名乗る饅頭が、自分が確認しただけでも5種類あり、それぞれが全く違う味と食感なのである。
そんなわけで、ピヨコ饅頭を食べた感想が「硬くてマズイ!」「柔らかくてめっちゃうまい!」とバラバラになる。


結構な問題だと思うんだけど、全然解決しそうにない。
なんせ、どの製菓屋も「おれんちは100年前から作ってんだ!」「うちは200年前からだ!」『俺んとこは変える気ねえよ』と主張してるからである。


そんなわけで今日も味が全く違う菓子が同じ名前で土産屋の店頭に並ぶのである。
いっそ、問題を拡大化して『5大饅頭、大激突!』とか宣伝で煽れば、みんな幸せになるんじゃなかろうか、という気がしないでもない。