古今東西。
スポーツ、政治、金融、経済、戦争、その他もろもろ。
『英雄』と呼ばれた人は大勢いるけれども。
その『英雄』を育てるノウハウとなると、トンと聞いたことがない。
(英才教育はエリートを育てるノウハウなので、英雄とはまた違う)
というのも、英雄は偶然生まれるものなのだ。
うっかりはずみで、誰の作為でもなく、ぽんと知らぬ間に。
そして莫大な利益を組織にもたらす。
■そういうわけでして。
あと、ちなみに海外向けでもっとも稼いでる日本のコンテンツはゲームね。
クールジャパンとか唱えてる人たちが、漫画とアニメしかあげないのはどーなのよ。
売れるゲームは作るのに金がかかる。
金をかけねば作れないが、売れるかどうかは分からない。
「金かけて、売れなかったら誰のクビが飛ぶか」というアレだ。
その点、漫画やアニメはいい。
なんせ、練習に必要なのは、紙とペンだけだ。
デジタルにしたって、20、30万だして液タブとソフトを買えば事足りる。
まずは、漫画。
売れない作品が何億コンテンツ発表されようと、無駄になるのは作家個人の人生だけなので、リスクがない。
その割に売れた時には、アニメ化、映画化、実写化、イベント化と収益につなげやすい。ゲーム化だって、漫画原作で売れてから始めれば、安牌だ。
■だから、クールジャパン作戦とはこうだ。
木の根っ子から、ぽんぽこ発生して、日本に外貨を集めてくれれば、
日本の威信を示すことができて、クールジャパンは成功する!
インフラ整備とか免税とかは、
失敗したら怖いし、お金かかるし、しんどいから、危険が危ない作戦だ!
とにかく待つのだ!
野生の売れっ子漫画家が現れるのを待つのだ!
■。。。
滅びないかなあ、ああいうの。