そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

俺とお前と男と女。

ハタチぐらいの頃は、「男たるもの」という価値観が私にあった。
でも、その後「なぜ、私は男なのだ」と疑問が浮かんだ。
二十代の自分には、それを考えるだけの時間が有り余っていたので、ずっと考えた。
男とは、女とは、私とは、人とは、生き物とは。
頭が悪いなりに考えた。
 
そして、ひとつの答えが出た。
 
私とあなたは違う。
 
結論を一言で書くとこうなる。当たり前の話だ。
でも、割と通じない話だと思ってる。
 
青いユニフォームのサッカーチームがアメリカチームと戦う時「がんばれニッポン」と言う。
けれど、私とあなたは違うのだ。
私の「がんばれ」と、あなたの「がんばれ」は違うものだ。
それを強引に『がんばれ』というワードでつなぐ。
あれがお祭りだから、そういうゆるい感覚でも許されるのだろう。
 
ある人が「デートしましょう」と誘い、ある人が「いいですよ、デートしましょう」と応えたとする。
それは同じj『デート』だろうか。
これが違うことによるトラブルは、古今東西てんこ盛りある。
 
私とあなたは違う。
 
世代も性別も苗字も生まれた場所も肌の色も、関係なくて。
 
ただ、私とあなたは違う。
ただただ、私とあなたは違う。
 
友好関係を保っていくだけなら、それだけでいいし、それ以上いらない。

どこか遠くへ行きたい物語

「どこかへ行きたい」という気持ちは、閉塞感と倦怠感の合わせ技から起きやすく、思春期に多い。

そんな思春期ど真ん中の物語を最近見ている。

yorimoi.com

絵柄がトゥルットゥルッで、人気女性声優が主役×4、という自分のアンテナからは大きく外れていたのですが、某所でオススメされていたので、Amazonビデオで最新話まで視聴しました。

 

主人公は、どこか遠くに行きたい高校生、けれど日常から離れるのは怖い。学校をさぼることすら怖い。枠から外れることが何より怖い。なぜだか怖い。

そんな主人公の前に「誰になんと言われようと南極へ行く」と颯爽ヒロインが現れる所から物語が転がります。

 

颯爽ヒロインが颯爽としてるだけで実はポンコツとか、ベンチャー企業みてえだなあ、と思いつつ、でも、一歩一歩進んでいく姿に毎回ハラハラしています。

 

■極地といえば。 

アニメでも、砕氷艦しらせが登場してるんですけど、その名前の由来となった白瀬矗がすごいです。

どうすごいか。

白瀬矗 - Wikipedia

 

この時佐々木は、白瀬に対し5つの戒めを教えた。

  1. を飲まない
  2. 煙草を吸わない
  3. を飲まない
  4. を飲まない
  5. 寒中でも火にあたらない

白瀬は18歳頃から守るようになり、生涯この戒めを守り続けたとされる

 

wikiに載ってるこれだけでも、かなり頭ちょっとすごい。(語彙)

 

私が以前、読んだ本には「妻が温かい食事を用意すると『極地にこんなものはない』といって冷めるまで待った」というような逸話が書いてあったのを記憶してます。

極地でメシを食うとなれば、当然、冷めて硬い保存食になるんですけど、それを食う時に、温かい飯に焦がれてはならない、焦がれないようにするには最初から知らないことだ、という理屈で日本にいる時から徹底して冷たいメシを食い続けたそうです。

 

ここまでの情熱をもってしても、結局、政府から予算はおりず、30歳手前にして、密航してアラスカに行って極寒に耐える訓練をしたりするんですけど、なにせ、軍人なので戦争とかに駆り出されたりして、どんどん時間だけが過ぎていく。

そして、40歳になった時に、白瀬が一歩も足を踏み入れないまま、他国が北極点に到達するんですけど、ここで「じゃあ南極で」とあっさり目標変更して、習慣は続けたそうです。

 

かなり強烈なキャラクターだったようで、その後に組んだ探検隊も仲が悪すぎて内部分裂したり、オーストラリアで原住民とケンカしたりと大波乱な冒険をするのですが、アニメで語られた通り、日本の探検隊が南極に辿りついたのは、第二次大戦後。

江戸時代生まれの白瀬矗は、ついにたどり着きませんでした。

 

誰かが何かを成し遂げた時、そこに至るまでに、成し遂げられなかった過去の偉人がいます。

個人的にはそっちの話の方が好みです。

面白さの持久力が欲しい

待ち合わせの約束をすっぽかされることが多い

前日や日にちが近くなった時に「○月□日の予定は楽しみですね。貴様がマットを舐める姿を想像して今から笑いが止まりません。それではよろしくお願いします」などのリマインドをするといいと思いますよ。

2017/12/04 22:54

b.hatena.ne.jp

ブログを書かない(書けない)間も、ブックマークコメント(ブコメ)はちょいちょいつけてた。

ブコメも最初はTwitterと連携してたんだけど、政治経済系のニュースにコメントつけてるのもTwitterに流れて行くので、Twitterだけ見てる知人から「なんか急に政治の話して怖い」みたいなコメントもらったので、今はTwitterへの連携は基本的にしないようにしてる。

 

それはそうと、ブコメではたまに星をたくさんいただきます。

だいたい、大喜利コメントつけた時にたくさんつくので、やはり自分の大喜利パワーはなかなかではないのか、と自画自賛してるけど、たぶん、実際にステージとかに立てば真っ白になるタイプだと思う。そんなにステージ慣れしてないのよね。

 

以前も、何かの機会にステージ本職の方と遊んだ時に、ちょっとした番組に参加させてもらったんだけど、「好きなように喋らないで」「ボケなのかツッコミなのか立ち位置をはっきりさせて」と注意された。

たしかに、友達同士でしょうもない話してる時は空気で笑えるけど、視聴者視点だとそういう空気は伝わらないので、「私はボケる人ですよ」みたいな看板が必要になる。

あれはけっこう勉強になった回でした。

 

さて、問題は大喜利コメントでしか星がつかないことです。

大喜利だと、お題もらってスッときてパコーン!とボケるだけなので割と得意なんですよ。スパコンにも負けないよ。

でも、ちょっと考えてからフフッと笑えたり、あるいはニヤニヤしながら読めたり、みたいな持久力のある笑いが取れない。これがまあ難しい。滑る、盛大に滑る。

盛大に滑るから、仕方なく、瞬発力でパコーン!と笑いを差し込むんだけど、そうなると聞き手は面白い方が好きだから、元の話そっちのけで瞬発力の方を期待してくるわけです。

これはね、いかんですよ。

 

来年はこのへんどうにかしたいなあ、と毎年考えています。

 

ゆるゆる生きてる。

気づけば年末。

 

7月からこっち側、色々と私生活がバタバタしていてテンヤワンヤのスタコラサッサであった。

具体的に言えば、引っ越しがあり、それに伴い、私室の広さが三分の一ぐらいになり、ひたすら廃棄と整理整頓を続けて、今ようやくPC環境を整えることができた。

 

ノートPCやスマホは常にあったものの、やはりアウトプットするにはしっくりこない。

フルサイズのキーボードとモニタがあってこそのアウトプットだと、今しみじみ感じている。

 

近況としてはそんな感じです。

 

あと、おそ松さんの二期始まったけど、あんま話題になってねえな、とか、富士そばって店によって雰囲気違い過ぎて面白いな、とかいろいろありますけど、今日のところは以上です。

好き嫌いなし界のランク付け。

自分は食べ物の好き嫌いがほとんどない。
という話をすると「私もない」と返されることが結構多いが、付き合いを深めてみると、意外と嫌いな味があったりする。
 
というわけで、なんとなくランク分けしてみた。
なお、このランクと自分が付き合いやすい相手かどうかはあまり関係ない。
 
C級「基本大丈夫だけど◯◯だけダメ」
幽遊白書で言えば、朱雀ぐらい。
嫌いな食材が一品、あるいは二品程度。
飯を食う時は、店から選ぶ必要がある。
食事を選べない環境に行くと苦労しそうだな、と勝手に心配している。
 
B級「嫌いな食材はないが、酢豚にパイナップルは許せない」
戸愚呂(弟)の100%相当。
嫌いな食材はないが、嫌いな味がある、というケース。
料理に対する固定観念というか「ちゃんとした料理」という定義があるんだろうな、と推測してる。
飯屋はどこでもいけるので、あまり困らないが「嫌いな味がある」ということなので、珍しい料理を提供するお店に行く時はフォローが必要。
 
A級「スーパーに売ってる範囲なら全部OK」
暗黒武闘会で一瞬だけ出てきた時の妖狐蔵馬ぐらい。
嫌いな味はなく、表参道のパンケーキから四川料理までなんでもいける。
身近な間柄ではグルメ扱いされるか、味覚オンチ扱いされるかの二択。
割となんでもいけるので、海外の人に「おいしいと言ってくれる」と喜ばれる。
 
S級「食べた前例があるならいける」
A級に収まらない人は全員これ。計測不能。
ウサギに亀にカンガルー、ヘビ、アリ、コオロギとなんでもアリ。
「現地の人は食べてます」の一言で『じゃあ食べよう』となる人。
(すべての食材が食べられるわけではない)
一般的には「ちょっとおかしい」という枠に入れられやすい。
 
なお、私自身は宮古島でヤギ汁を食えなかったのでA級だと自認してましたが、周りから「いや、ヤギはスーパーに売ってねえから」とつっこまれたので、S級の下の方と訂正しておきます。
 

自分らしさの形。

どういう形をしてるんだろうか、どういう形であればしっくりくるだろうか、と考えてみて、いったん結論が出たので記載しておく。

 

地球のような形なんだと思う。

 

中心にはドロドロとした熱い感情のマグマがあり、それが吹き出したり、吹き出した先で冷えて固まったり、違う所から流れ星がドーン!ときて、クレーターができたり、そこに土や水がたまったり、なんやかんやしてる。

遠目に見れば、誰も彼もが球形なので見分けはつかず、触ると柔らかい所や硬い所もあったりする。

その硬いものは、こだわりやポリシーなんだけど、それも剥がしたり砕くことができれば、柔らかいものへと変わることもある。でもけっこう大変なこと。

 

その硬い所や柔らかい所、全部ひっくるめて「らしさ」なのではないだろうか。

男が幸せになる1か条。

異世界に呼び出された途端にヒャッハー部族に捕まって、10年の奴隷生活を送り、左手の5枚の爪をはがして、スコップ代わりに土の壁を掘り進め、ようやく脱出したものの、現地の言葉もわからず、泥水をすすり、昆虫と草で空腹を紛らわせながら放浪の旅を続け、その道中、拾った金貨で、パン屋の店先にあった売れ残りパンを買おうと店に入った所を泥棒扱いされて、村中の人間に追われ、ついに捕まり、村の入り口に吊るされて死んだ。最後の言葉は「水をくれ」だった。

といった所で今日、目が覚めたが、君は異世界の記憶を失ってしまった。

 

そんな前提で、毎日暮らせば、割と幸せです。