そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

貧乏であるという事。


貧乏であるという事は、お金がないとか借金があるとか、欲しい物が買えないとかそういう事じゃない。


ただ「明日はもっと悪くなるかもしれない」という悲観的な事しか思い浮かばない状況を貧乏と言う。


その逆に「明日はもっと良くなるだろう」と楽観的に思えればそれは貧乏ではない。


つまり。
高度成長期を指して「貧しくも楽しかった」などというコピーは矛盾してますよ、という事。



ちなみに楽観的、悲観的というのは、一人ではコントロールしにくいものだ。
そこで、古来より人間は子供を産み、育て、子供に「明日てんきにな〜れ」とのうてんきに歌わせる事によって、精神状態を安定させてきた。


つまり、少子化社会に悲観的なムードが漂うのは子供がいないからだ。
というトンデモ話が、意外と的を得てくる。と思うんだけど、どうよ。


とまあ、そんなことを思ったので、妻が夫をマインドコントロールして出世させた代表的な例『功名が辻』を今、読んでます。