そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

きれいな靴を。


今日は美容院を予約してある。
いつも、そこの美容師さんは、自分の靴を見る。


どうやらお気に入りの靴は、コンバースのフェイクの紐穴があいてる変わった靴で「バッタモンじゃない?」と若干の疑いを持ちつつも「ちょっといいかも」と思ってるそうです。


自分は割と靴を洗ったり磨いたりします。
シューキーパーは靴の数以上に持ってるし、服装で一番悩むのは下駄箱の前です。


なんというか。
靴が汚いと全部、台無しのような気がするんですよね。


別にサンダルでもいいんですけどね。
不精ヒゲで、疲れた目をして、よたよた歩いてても、足元はピッとしていたい。
ホントにそう思う。


だから、靴の汚い女の子とか見ると、なんかもう悲しくなる。
そんなに世の中楽しくないか? そんなに生きててつらいのか? と同情する。


だからまあ、そういう女の子とデートでもする機会があれば、靴屋さんに行って、手入れ道具をいくつか買って。
適当にお店に入って、女の子を座らせて、その足元にひざまずいて。
キュッキュッと履いてる安っぽいエナメルの薄汚れた靴を磨く。


「心の汚さが靴に表れる」というけど。
だったら、靴をきれいにすれば、心もきれいになるような気がするんだよなあ。


新しい靴なんて買わなくたっていい。
そのままの君でいい、なんていうとチンケな歌に聞こえるけれども。
ただ、そのままの君を磨いてほしいなあ、と思う。


という事を美容師さんと今日は話そうと思う。分かってくれればいいけど。