はてなの匿名ダイアリーってのをここ数週間やってみた。
悩んでる人を励ましたり、ちょっとしたジョークで笑いを誘ってみた。
なんかネガティブな話が多いから、ポジティブにメッセージを送った。
その大半は理解されてないようだった。
曲解されたり、最初の3行しか読んでなかったり。
あるいは、理解された上で悪意をぶつけられたのか。
そして、最初の人だと思ってメッセージを交わしてると、最初にされた質問をまたされたりする。
どうやら、途中で他の誰かに入れ替わったらしい。
けれど、それを確かめる方法はない。
終わりの無いのが終わり。
あるいは、幸福とは覚悟をなんとか。
なんかもうそんな不思議ワールドにつっこまれた気分だった。
初めて2chを見た時は、ネット文化もよく分かっておらず、自分の本名がさらされてるのを知って、怖いと思ったけれど。
今、匿名ダイアリーを使ってみて思うのは、薄気味悪い、という事だけ。
なんせ、自分に対してメッセージを送る人が善意なのか悪意なのか、子供なのか大人なのか、男性なのか女性なのか、まるっきり正体が分からない。
ただ、誰かの書いたメッセージが流れ、それに対して反応したり、無視されたりしながら、また他の誰かのメッセージが流れる。
今なら、某テキストサイトの人が専用掲示板で「捨てハンでいいから、名乗ってくれ」と言った気持ちが分かる。
話してる相手が、誰だか分からない、というのは本当に不気味だし、疲れる。
少なくとも自分に匿名文化は無理だ。
偽名でもいいから、お互いに名乗って話し合ったりしたい。
元テキストサイト管理人の懐古主義、と言われてしまえばそれまでだけどね。