恋愛対象外
http://anond.hatelabo.jp/20090509024005
僕が世間的に見ればそこそこ評価される職場に勤めていて、さほど人格的に問題があるように見えないこと、多分ただその２つだけだと思う。
若い頃僕を無視した女性も、今僕を求めてくれている女性も、言っていることは同じなのだ。「お前は恋愛の相手としては対象外だ」
すごくよく分かる。
恋愛できるもんなら、してみたい。デートとかして、キャッキャウフフとしてみたい。
でも、出来ない。仕事や趣味の都合や、その他もろもろの優先順位が高いので恋愛までいかない。
ただ、もっとハードルが低ければ恋愛を優先順位の上の方に位置したかもしれない。
結婚活動する前に、恋愛活動したかもしんない。
一般的に多くの人は、片思いも含めて高校生ぐらいで恋愛を始めるらしい。
自分にはそれがなかった。いわば新卒就職に失敗したんだ。
専門学校で初めての彼女が出来た（というか捕まえられた）時には、すでに遅く。
彼女からは即戦力である事が求められ、新人同然だった自分はよく分からずバタバタした挙句、解雇された。
それ以来、恋愛からはあまり縁がなくなり、もういいや、とドロップアウトし、今に至る。
今更、恋愛相手を探すというのは、未経験で転職するぐらい無謀だ。
「この空白の5年間は何をされてましたか」と聞かれても、仕事と趣味としか答えようがなく、そんな事を言えば「では、採用されても仕事と趣味しかしないでしょうね」と不採用になる。
何度も何度も新しい出会いをお祈りされてく内に億劫になり、応募すらしなくなる。恋愛ニートの出来上がり。
でも、もしかしたら空から美少女が！ という希望はいまだに捨てておらず、ごくまれに格好を気にしてみたり、美容院通いは続けていたりしている。
確かに不可能ではないかもしれないけれど、その可能性はかなり低い。
恋愛指南本や出会いマニュアルなんかには「ダメでも元々、アタックしよう」みたいな事が書いてある。まるで、さも、自分が、自分達が、今まで一度もアタックした事がないかのように書いてある。
そうじゃない。確かに一般レベルからはかなり低い基準だったかもしれないし、相手に気付かれて無いかもしれないけれど、アタックは何度もしたのだ。でも、色よい返事をもらった事がないんだ。
恋愛という文化そのものが近代ならではのものであり、古くは上流階級の暇つぶしのようなものだった、という話も耳にする。だからといって現代に生きる自分に恋愛を諦めろ、といわれても納得できない。
街中を歩けば、あちこちにカップルがいるじゃないか。GWのアキハバラでもカップルはたくさんいた。
彼らに出来て、自分に出来ない理由はなんだ。なんなんだ。
正直、不況とか派遣首切りとかどうでもいいんですよ。
「今、俺がモテない」という事が最大の悩みなんです。自分にとっては世界平和より大事。
というわけで誰か、文学巨乳メガネと曲がり角でぶつかれるスポットがあったら教えてください。
